大コケした日本映画ランキングTOP15!興行収入ワースト1位の作品とは?

第5位:セーラー服と機関銃 -卒業-

〜 「1000年に1人の美少女」をもってしても1億の壁は高かった

第5位は、2016年春に公開された『セーラー服と機関銃 -卒業-』です。 赤川次郎さんの大ヒット小説の実写化で、主演は当時「1000年に1人の美少女」として日本中を席巻していた橋本環奈ちゃん。彼女の映画初主演作としても、当時は大きな話題を集めました。

それでは、ついに「興行収入の大台」を割り込んでしまった、戦慄のデータをご覧ください。

  • 公開:2016年3月 / 主演:橋本環奈
  • 興行収入:9200万円(初登場12位 / 238スクリーン)
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……ついに、ベスト5に突入した途端、興行収入が1億円の壁を突破できず、まさかの「9200万円」です。

全国238スクリーンという、これまた堂々たる公開規模を用意してもらいながら、週末興行成績ランキングは初登場でまさかの12位。トップ10の背中すら拝めないという、衝撃の大爆死を記録してしまいました。

「まあ、アイドル映画だし、そんなもんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、この『セーラー服と機関銃』というタイトルの重みを、私たちは忘れてはなりません。ここで、過去の輝かしい戦績を振り返ってみましょう。

  • 1981年(映画版・薬師丸ひろ子主演):興行収入 47億円
  • 2006年(ドラマ版・長澤まさみ主演):平均視聴率 13.4%

そう、かつては映画で47億というバケモノ級の数字を叩き出し、テレビドラマでも2桁超えの高視聴率をマークしていた、日本のエンタメ史に燦然と輝く超・人気シリーズなんです。ドラマオタクとしては、あの長澤まさみさん版の瑞々しい組長姿も記憶に新しいところ。

それだけの歴史的ブランドと、当時トレンドの最先端にいたハシカンを掛け合わせた結果が「9200万」……。過去の栄光と比べると、もはやかける言葉が見つからないほどの落差です。まあ、コケるだろうとは思っていましたが、案の定コケましたね。

第4位:ガールズ・ステップ

〜 「稼働率2%」という都市伝説級の衝撃……数字が闇に葬られた、幻の青春映画 〜

第4位は、2015年秋に公開された『ガールズ・ステップ』です。 物語は、地味な5人の女子高生たちがダンス部を結成し、ぶつかり合いながらも一生懸命に大会出場を目指していくという、眩しすぎるほどの王道ダンス青春映画。主演はE-girlsの石井杏奈さんです。

高校生たちが何かに熱中して輝く姿を描いた名作といえば、あの『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』がパッと思い浮かびますが、本作もそんな名作たちの系譜を継ぐ、まさに直系の青春ムービー……になるはずでした。

まずは、映画界の歴史に刻まれた(あるいは消し去られた)、いろんな意味で震えるデータから。

公開:2015年9月 / 主演:石井杏奈(E-girls)
興行収入:不明(トップ10圏外 / 143スクリーン)

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5位の時点で「ガチで笑えない領域」と言っていましたが、4位に上がった瞬間、なんと「興行収入がいくら検索しても出てこない」という、前代未聞のウルトラCをキメてきました。

そう、どれだけネットの海を探しても、最終的な興行収入の公式データが一切不明なのです。いくら検索しても情報が出てこないなんて、映画界では「発表することすら憚られるほど、あまりにもヤバすぎる数字だった」と業界全体が黙秘権を行使して闇に葬ったとしか思えません。勝手にそう解釈せざるを得ないレベルのミステリーです。

ただ、その理由を物語る、恐ろしいホラーデータはしっかりと残っていました。 全国143スクリーンというそれなりの規模で上映されたのですが、なんと公開初週の映画館の稼働率が「週末5%・平日2%」だったというから驚きです。

でも、この映画の本当に切ないところは、「作品自体の評判はそこまで悪くない」という点です。 実際に観た人からは、王道のガールズ青春映画として普通に評価されている優秀な作品なんですよね。作品の出来が良いだけに、別の意味で「幻の1作」となってしまった悲劇の第4位でした。

第3位:CUTIE HONEY -TEARS-

〜 制作会社が「倒産」した呪いのタイトル!?美しきアンドロイドの悲劇 〜

第3位は、2016年秋に公開された『CUTIE HONEY -TEARS-』です。 原作は、昭和の男子たちの心を鷲掴みにした永井豪先生の伝説的セクシーアクション漫画・アニメ「キューティハニー」。 主演はモデル・女優・歌手としてマルチに大活躍し、ドラマオタクの私も「次世代のトップスター間違いなし!」と大注目の西内まりやさん。彼女の記念すべき映画初主演作として、並々ならぬ気合で制作されたはずなのですが……。

さあ、メダル圏内(トップ3)にふさわしい、日本の映画界が震え上がるデータがこちらです。

  • 公開:2016年10月 / 主演:西内まりや
  • 興行収入:不明 ※1000万円前後という都市伝説あり(トップ10圏外 / 93スクリーン)
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4位の『ガールズ・ステップ』に続き、こちらもまさかの「最終興行収入が闇の中」という暗黒モードに突入です。しかも、今作はさらに恐ろしい証拠(?)が残されています。

アメリカの超有名映画興行情報サイト「Box Office Mojo」では、なんと週末ランキングが「19位」まで細かく追えるそうなのですが、本作はその19位の中にすら名前が載っていなかったというのです。日本の映画館で上映されているのに、海外のデータ班から「え?そんな映画やってた?」と存在をスルーされるレベルの歴史的大コケ。ネットでいくら検索しても正確な情報が出てこないのは、やっぱり大人の事情で「発表したら関係者の精神が崩壊するレベルのヤバい数字」だったからに違いありません。

全国93スクリーンと、ここまでの作品に比べれば公開規模は小さめですが、もし噂通り「興行収入1000万円前後」なのだとしたら、これはもう映画界の大珍事。1つの劇場あたり約10万円ちょっとしか稼げていない計算になります。

ちなみに、「キューティハニー」は、2004年にも佐藤江梨子さん主演で一度実写映画化されているんですよね。その時の興行収入は4.2億円。数字だけ見れば今作の西内まりや版より全然良さそうに見えますが……なんと、これでも目標金額の半分にも届かなかったせいで、当時の制作会社がガチで倒産しているらしいのです。

……えっ、怖すぎませんか?(笑) 「前作で会社が潰れた危険すぎるいわく付きの題材」を、なぜ12年後に「よし、もう一回リメイクしよう!」とGOサインを出してしまったのか。映画界の上層部たちの判断は、まさに歴史に残る最大の謎(ミステリー)です。

第2位:愛と誠

〜 昭和の超大作リメイクが「1億円」で涙を流した純愛バイオレンス 〜

第2位は、2012年夏に公開された『愛と誠』です。 原作は1970年代に『週刊少年マガジン』で連載され、社会現象を巻き起こした梶原一キー&ながやす巧先生による伝説の純愛バイオレンス漫画。 主演は妻夫木聡さんと武井咲さんのW主演、そして監督は……。

はい、読者の皆様ご一緒に! 14位、13位、6位に続き、まさかまさかの本日4回目(!!)の降臨となる、我らが三池崇史監督です!もうこの大爆死ランキングの裏の主役は、完全に三池監督と言っても過言ではありません(笑)。

それでは、あまりにも切ないデータを見てみましょう。

  • 公開:2012年6月 / 主演:妻夫木聡、武井咲 / 監督:三池崇史
  • 興行収入:1.0億円(初登場11位 / 153スクリーン)

……うーん、ここまできたら逆に清々しさすら覚える、きれ〜なジャスト「1.0億円」です。

全国153スクリーンというそこそこの規模を用意して、今をときめく妻夫木&武井コンビで大々的に打って出たにもかかわらず、週末ランキングはまさかの初登場11位。お見事なまでにトップ10の壁に跳ね返されてしまいました。

「でも、昔の作品のリメイクだし、地味な映画だったんじゃないの?」と思うことなかれ。 この『愛と誠』、実は1974年にあの昭和のスーパースター・西城秀樹さん主演で実写映画化された際は、映画館に若者が殺到して大ヒットを記録し、そのままシリーズ化までされた超・モンスター級のネームバリューを持つタイトルなのです。

劇中では、どこまでも一途な愛と、不器用な誠の激しい生き様が描かれましたが、興行成績だけは、世間の厳しい現実(誠)を突きつけられる結果になってしまった、あまりにも切ない第2位でした。

第1位:RANMARU 神の舌を持つ男

〜 ドラマ爆死!TBSは敵前逃亡!止まれない映画化へのデスロードを突き進んだ、堂々の第1位 〜

映画大爆死ランキング、栄光の(?)トップに君臨したのは、2016年冬に公開された『RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編』です! 主演は向井理さん、そして監督は……おっと、ここで7位の『真田十勇士』に続いて本日2回目の登場となる、巨匠・堤幸彦監督です!2位の三池監督に負けじと、堤監督が歴史的な大爆死で最後のトドメを刺しにきました。

それでは、1位にふさわしい、大人の事情と闇がこれでもかと詰まった驚愕のデータをご覧ください。

  • 公開:2016年12月 / 主演:向井理 / 監督:堤幸彦
  • 興行収入:1.0億円(初登場8位 / 272スクリーン)

全国272スクリーンというウルトラ大規模な上映環境を用意してもらいながら、最終的な興行収入は綺麗にジャスト「1.0億円」。 これ、4位の『ガールズ・ステップ』や3位の『キューティハニー』のように「規模が小さくて数千万〜1億」というのとは訳が違います。300館近い大ハコを押さえ、大々的に宣伝を打っての「1億」は、映画界では文字通りの壊滅。週末ランキングも初登場8位と、公開初週から映画館の冷たい風が吹き抜けていました。

しかし、この作品の本当に恐ろしいところは、数字そのものよりも「公開されるまでのバックステージ」にあります。

実はこの映画、先にTBS系の金曜ドラマ枠で連続ドラマ版が放送されていたのですが、その時の平均視聴率がまさかの5.6%。 「あの『TRICK』や『SPEC』の堤幸彦が送るコミカルミステリー!」と鳴り物入りで始まったはずが、テレビの前のお茶の間が完全にフリーズ。毎週のように低視聴率の悲報がネットを駆け巡るという、大爆死を遂げていたのです。

ドラマがここまで爆死したなら、普通は「映画化なんて正気の沙汰じゃない、中止だ中止!」となりますよね? ところが、世の中には「止まれないデスロード」というものが存在します。 なんとこの作品、大人の見切り発車により、ドラマの放送が始まる前からすでに映画化が決定しており、なんなら撮影にもガッツリ入ってしまっていたというのです。 つまり、「ドラマがどれだけコケようが、もうお金を払って撮っちゃったからお蔵入りにできない」という、最悪のバグが発生した状態で映画館に突っ込んできたわけです。

極めつけは、このプロジェクトの親玉であり、ドラマを放送した張本人であるTBSのムーブです。 ドラマのあまりの低空飛行っぷりを見たTBSの上層部が、「あ、これアカンやつや……巻き込まれる前に逃げろ!」と察したのか、なんと映画版の制作からは綺麗に撤退。身内にすらソッポを向かれ、敵前逃亡されるという前代未聞のリアルホラーが繰り広げられていました。

ドラマの爆死、身内の裏切り、そして後戻りできない撮影済みという呪いのコンボで、タイトル通り興行成績まで真っ逆さまにデスロードを駆け抜けてしまった、第1位でした!

まとめ:大爆死の裏に隠された「愛すべきエンタメの挑戦」

以上、15位から1位まで、日本のエンタメ界を様々な意味で震撼させた「実写化・リメイク映画の大爆死ランキング」をお届けしました!

かつて社会現象を巻き起こした伝説のタイトル(『おしん』や『セーラー服と機関銃』など)の重すぎる看板、あるいは時代をときめく超豪華キャストの無駄遣い、さらには「興行収入不明(国家機密レベル)」や「稼働率2%」という都市伝説級のホラーデータまで……。数字だけを並べると、まさに映画館がそのまま冬に逆戻りしたかのような冷え込みっぷりでしたね。

しかし、こうして振り返ってみると、ただ「コケた」の一言で片付けるにはあまりにも惜しい、大人の事情や現場の血のにじむような(あるいは見切り発車な)格闘が見えてきて、どこか愛おしさすら感じてしまうのがこのランキングの深いところです。

さて、今回のランキングを熱心に読んでくださった皆様なら、間違いなくお気づきの「ある偏り」がありますよね。

そう、「三池崇史監督(4回ランクイン)」と「堤幸彦監督(2回ランクイン)」の圧倒的な存在感です(笑)。

劇中で何度も「またお前か!」と愛のあるツッコミを入れさせていただきましたが、これだけは声を大にして言わせてください。彼らがこれだけランクインしていることこそが、日本映画界における「真のヒットメーカー」である証拠なのです。

そもそも、映画の「実写化」や「巨額リメイク」というのは、ファンからのプレッシャーも凄まじく、失敗した時のリスクが大きすぎる“超・危険思想”なプロジェクト。そんな「誰もが足を踏み出すのを躊躇する大博打」の局面で、スポンサーや配給会社から、「この難解な原作を形にできるのは、あの人しかいない!」 「この10億超えの大型プロジェクトを預けられるのは、彼しかいない!」と、真っ先に白羽の矢が立つのが、三池監督であり、堤監督なのです。

つまり、誰よりも業界からの信頼が厚く、世間からの期待値がズバ抜けて高いからこそ、必然的に打席に立つ回数が多くなるわけですね。今回のランクインは、彼らが日本の映画界を最前線で引っ張り、常にリスクを恐れず打席に立ち続けていることへの、裏返しの勲章と言っても過言ではありません!

最後に:数字だけが映画のすべてじゃない

「興行収入」というシビアな現実の数字で評価されてしまう映画の世界。ですが、4位の『ガールズ・ステップ』のように、数字は残らなくても「観た人の満足度は高い王道良作」だってたくさん存在します。

今回ご紹介した15作品も、今となっては配信サービスなどで気軽に観られるものばかり。「一体どれほどのファンタジー(あるいは爆死っぷり)なのか……」と、怖いもの見たさで再生ボタンを押してみたら、意外な魅力や、大爆死したからこそ尖り散らした唯一無二の演出にどっぷりハマってしまうかもしれません。

大人のこだわりと、大人の見切り発車が織りなした奇跡の映画たち。今週末の夜は、ちょっと贅沢なポップコーンを片手に、彼らの果敢な挑戦の歴史をその目で確かめてみてはいかがでしょうか?

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ぽんちゃん

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 16億円の進撃の巨人後編なんかランクインさせるより
    3.7億しか興収無かったももクロ映画のがコケてるのに

  • 連続記録なら「セーラー服と機関銃 -卒業-」「シグナル100」「小説の神様 君としか書けない物語」の3連続大コケでしょ

  • 22億円の製作費、250スクリーン以上の公開規模で1.8億円の実写版パトレイバーが入っていないとな?

    • 匿名さん

      コメントありがとうございます。こちら10年前に作ったランキングなので、古い情報ですみません。

      最新版の大コケ映画ランキングの作成も検討しますね!情報ありがとうございます!

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