若い女の子たちのバイブルである少女漫画。主人公を自分に置き換えてキュンキュンした経験がある人も多いのではないでしょうか?
そんな少女漫画はここ数年実写化されることが多くなっています。今年も「ちはやふる」「オオカミ少女と黒王子」「溺れるナイフ」など少女漫画が原作の映画が多数公開されています。
そこで今回は少女漫画が原作の映画で一番ヒットしたのはどの作品なのか?胸キュン青春映画の人気ランキングを紹介していきたいと思います。
少女漫画が映画化される理由
ここ数年増え続けている少女漫画の実写映画。
きっかけとなったのは2005年に公開された「NANA」のヒットだと言われています。
人気少女漫画を実写化したこの映画は中島美嘉さんと宮崎あおいさんの好演もあり、興行収入40億円を突破しました。
それまで年1本あるかないかだった少女漫画原作の映画が「NANA」のヒットをきっかけに徐々に増えていき、2014年には年7本も公開されるようになりました。
ちなみに、2017年も少女漫画が原作の映画がたくさん公開される予定です。
・きょうのキラ君
・ハルチカ
・ひるなかの流星
・PとJK
・ピーチガール
・兄に愛されすぎて困ってます
・先生!
また、低予算で製作できるということも関係しているようです。
学校が舞台なので製作費も安く、若手俳優が多く起用されるので出演料も抑えられますね。ターゲットが“若い女の子”と明確に分かっているので宣伝もしやすいようです。
それではさっそく少女漫画が原作の胸キュン映画の人気ランキングをお届けします。
胸キュン青春映画人気ランキング
10位:アオハライド
第10位は『アオハライド』。
- 公開:2014年12月13日
- 主演:本田翼
- 出演:東出昌大、千葉雄大、高畑充希
興行収入:19億円
2011~2015年まで「別冊マーガレット」で連載されていた咲坂伊緒さんの少女漫画が原作となった映画です。実はこの作品は映画も漫画も見たことがないのですが、両親の離婚で転校してしまった初恋相手に再会して…というストーリー展開のようです。
本田翼さんと東出昌大さんという演技が下手なことで有名な二人の共演作ですが、興行収入19億円と大健闘しましたね。観客層の70%が13~19歳ということで、演技力などはあまり関係なかったのかもしれません。
私も怖いもの見たさで一度見てみようと思います!笑!二人ともルックスレベルはかなり高いので目の保養には抜群の映画ですね!
9位:僕の初恋をキミに捧ぐ
第9位は『僕の初恋をキミに捧ぐ』。
- 公開:2009年10月24日
- 主演:井上真央
- 共演:岡田将生、原田夏希、窪田正孝
興行収入:21.5億円
2005~2008年まで「少女コミック」で連載されていた青木琴美さんの少女漫画が原作となった映画です。
『僕は妹に恋をする』という漫画のスピンオフ作品ですね。幼い頃から心臓病で入院していた男の子とその主治医の娘とのピュアな恋愛を描いています。
漫画も映画も両方見ましたが、違和感なく楽しめました。井上真央ちゃんは割と漫画のイメージそのままでしたね。実写化成功だったと思います。
ちなみに、『僕は妹に恋をする』も2007年に実写映画化されていますが、こちらは興行収入5億円と苦戦しました。
嵐の松本潤さんが主演でしたが興行収入は伸びませんでしたね。
8位:ストロボ・エッジ
第8位は『ストロボ・エッジ』。
- 公開:2015年3月14日
- 主演:福士蒼汰、有村架純
- 共演:山田裕貴、佐藤ありさ、黒島結菜
興行収入:23.2億円
2007~2010年まで「別冊マーガレット」で連載されていた咲坂伊緒さんの少女漫画が原作の映画です。
学年一のモテ男とそんなモテ男に想いを寄せる女の子の物語ですね。なんでも登場人物全員が“片想い”という設定なのだとか。
少女漫画の実写化には欠かせない福士蒼汰くんが主演の映画ですね。実はこの作品も映画・漫画ともに見ていないのですが、あらすじだけ見ると王道のラブストーリーという感じですね。
ただ、少女漫画が原作の映画はベタな展開でいいんです。ベタなシチュエーションにキュンキュンするんです。だから王道で全然OK。
ちなみに、映画は胸キュンシーンが満載のようです。よく聞く「壁ドン」だけでなく「袖クル」「肩ズン」もあるそうです^^
7位:ヒロイン失格
第7位は『ヒロイン失格』。
- 公開:2015年9月19日
- 主演:桐谷美玲
- 出演:山崎賢人、坂口健太郎、福田彩乃
興行収入:24.3億円
2010年~2013年まで「別冊マーガレット」で連載されていた幸田もも子さんの少女漫画が原作となった映画です。幼なじみの男の子に恋する女の子の物語ですね。
福士蒼汰くんと同じく少女漫画の実写化に欠かせない山崎賢人くんが出演しています。山崎賢人くんは実写化作品に出まくりで“2.5次元イケメン”と呼ばれていますね。
この作品は原作漫画を読んだことがないのですが映画だけは見ました。桐谷美玲さんが高校生役は無理があるのでは?と思いましたが、全然アリでしたね。可愛かったです。
かなりコメディ要素が強い作品ですが、とっても面白い。
個人的には山崎賢人くんよりも塩顔男子の坂口健太郎くんが良かったです。
6位:ホットロード
第6位は『ホットロード』。
- 公開:2014年8月16日
- 主演:能年玲奈、登坂広臣
- 出演:木村佳乃、鈴木亮平、太田莉菜
興行収入:25.2億円
1986~1987年まで「別冊マーガレット」で連載されていた紡木たくさんの少女漫画が原作となった映画です。自分は誰からも必要とされていないと悩む14歳の少女と暴走族の16歳の少年の純愛を描いた物語です。
この漫画は今から30年前の作品で“不良たちのバイブル”と言われていました。私も中学生の頃に回し読みしていた記憶があります。
中学生くらいって、ちょっと悪い先輩とかに憧れたりするんですよね~。懐かしい。
さて、そんな“不良たちのバイブル”だった『ホットロード』は今までに何度も実写化の話があったそうですが、原作者が出演者のイメージが違うと全て断っていたそうです。
しかし、ある映画で能年玲奈さんの存在を知り「彼女なら」とゴーサインを出したと言われています。
私も映画を見たのですが、能年玲奈さんはイメージ通りでしたね。
また、相手役を務めた三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんも演技が初めての割りには上手かったと思います。
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