韓国ドラマ・映画をリメイクしてヒットした日本のドラマランキングTOP10

ドラマ

 私の頭の中の消しゴム

第5位は『私の頭の中の消しゴム』。

2004年に公開された韓国映画のリメイク作品で、2007年に日本テレビ系でスペシャルドラマとして放送されました。

韓国版の出演者はチョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、イ・ソンジン。

日本版の出演者は深田恭子さん、及川光博さん、中尾明慶さん、船越英一郎さん。

この『私の頭の中の消しゴム』はこれまで紹介したリメイク作品とは少し違って、元々は2001年に日本で放送されたドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』のリメイクです。

という訳で、ちょっとややこしいですが、日本のドラマをリメイクした韓国映画を再び日本のドラマにリメイクしたということになります。

そして、タイトルは原作ドラマの中で永作博美さん演じるヒロインが言う「私の頭の中には消しゴムがあるの」という台詞が由来になっているそうです。

そんな『私の頭の中の消しゴム』は韓国で公開後3週連続1位。日本でも公開されて4週連続1位を記録し、最終的な興行収入も30億円を突破しています。

ただ、日本のリメイクドラマは平均視聴率は10.6%とそこまで伸びませんでした。

ちなみに、原作となった『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』も平均視聴率10.6%と全く同じ数字になっています。

 魔王

第4位は『魔王』。

2007年に韓国で放送されたドラマのリメイク作品で、2008年にTBS系金曜ドラマ枠で放送されました。

韓国版の出演者はオム・テウン、チュ・ジフン、シン・ミナ、キム・ギュチョル。

日本版の出演者は大野智さん(嵐)、生田斗真さん、小林涼子さん、田中圭さん。

『魔王』は復讐劇で殺人シーンも多いため韓国ではそれほど視聴率が高くなかったようですが、ネット上ではかなり高評価でした。満足度は高め。

そして、日本のリメイクドラマも平均視聴率11.4%とそこそこの数字を残しており、同じように満足度もかなり高めです。

私もハマりましたね~。

嵐の大野さんはこのドラマが連続ドラマ初主演作で、ドラマにレギュラー出演したのも初めてだったようですが、すごくよかったです。

 銭の戦争

©フジテレビ

第3位は『銭の戦争』。

2007年に韓国で放送されたドラマのリメイク作品で、2015年にフジテレビ系火曜22時枠で放送されました。

韓国版の出演者はパク・シニャン、パク・チニ、キム・ジョンファ、シン・ドンウク。

日本版の出演者は草彅剛さん、大島優子さん、木村文乃さん、渡部篤郎さん。

『銭の戦争』は韓国で平均視聴率31.7%、最高視聴率37.0%という大ヒットを記録しました。

そして、日本のリメイクドラマも平均視聴率13.4%とそこそこの数字を残しました。

韓国の視聴率に比べると低いですが、日本のテレビドラマの視聴率は年々下がっているので13.4%という数字は決して悪くはありません。

 ラスト・プレゼント

第2位は『ラスト・プレゼント』。

2001年に韓国で公開された映画のリメイク作品で、2005年にテレビ朝日系でスペシャルドラマとして放送されました。

韓国版の出演者はイ・ジョンジェ、イ・ヨンエ、クォン・ヘヒョ、イ・ムヒョン。

日本版の出演者は堂本剛さん(KinKi Kids)、菅野美穂さん、陣内孝則さん、伊藤淳史さん。

この作品は才能があるのになかなか芽が出ないお笑い芸人とそれを支える妻の物語で、韓国版では妻役を『宮廷女官チャングムの誓い』で知られる女優イ・ヨンエが演じました。

そんな『ラスト・プレゼント』ですが、韓国の映画の評価はちょっと分からず。ネットで調べたけれど有力な情報がありませんでした。

ただ、日本のリメイクドラマは平均視聴率15.0%となかなかの数字を残しています。

私はこの作品を観ていないのでアレコレ言えないのですが、ネットで検索するとドラマ自体の評価もなかなかのようですね。

キンキの剛くんも菅野美穂さんも演技力に定評がありますからね。

 マイ・ボス マイ・ヒーロー

第1位は『マイ・ボス マイ・ヒーロー』。

2001年~2007年にかけて公開された韓国映画シリーズのリメイク作品で、2006年に日本テレビ系土曜ドラマ枠で放送されました。

韓国版の出演者はチョン・ジュノ、チョン・ウンイン、チョン・ウンテク、オ・スンウン。

日本版の出演者は長瀬智也さん(TOKIO)、手越祐也さん(NEWS)、新垣結衣さん、香椎由宇さん。

『マイ・ボス マイ・ヒーロー』は観客動員数620万人を記録した人気映画で、2006年に続編となる『マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ』、2007年にはキャストを一新した『マイ・ボス マイ・ヒーロー3』が公開されています。

そして、日本のリメイクドラマも平均視聴率19.1%、最高視聴率23.2%を記録しています。

私は韓国映画のリメイク作品だとは知らずに観ていたので、ちょっとビックリしましたね。

ちなみに、日本のドラマ版はコメディ色が強めですが、韓国の映画版は過激なアクションシーンや暴力シーンがあるそうです。

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日本でリメイクされた韓国ドラマ・映画まとめ

いかがでしたか?今回は韓国ドラマ・映画をリメイクした日本ドラマでヒットした作品をランキング形式で紹介しました。

ヒットした作品のランキングを作ろうと思ったのですが、調べたら韓国作品のリメイクドラマが10作品しかなくて焦ってしまいました。

もっとあると思っていたのに意外と少なかったですね~。

そして、韓国作品のリメイクドラマはなかなかヒットしないということも分かりました。

約半数が視聴率10%以下でしたね。

まあ、リメイク作品がヒットしないのは韓国ドラマに限ったことではありませんがね。

ちなみに、現在放送中の坂口健太郎さん主演の『シグナル 長期未解決事件捜査班』も初回の視聴率が9.7%、第2話の視聴率が8.4%と低迷しています。

ドラマ自体の評価は結構いいのですが、数字に結び付きませんね。

今後日本でヒットする韓国のリメイク作品はあるのか?今後も注目していきたいと思います。

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