2018年10月期にフジテレビ系月9枠で放送される『SUITS/スーツ』で主演を務める織田裕二さん。
1987年に公開された映画『湘南爆走族』で俳優デビューしてから、これまでに多くのドラマ・映画に出演しています。
そんな織田裕二さんは高視聴率男として知られていますね。
最近はヒット作に恵まれていませんが、過去には高視聴率作品を連発しています。
そこで今回は高視聴率男と呼ばれる織田裕二さんがこれまでに主演を務めたドラマの視聴率ランキングをお届けします。
どれだけ数字を持っているのか要チェックです。
織田裕二ドラマ視聴率ランキング
正義は勝つ
第10位は1995年10月期にフジテレビ系水曜ドラマ枠で放送された『正義は勝つ』。
平均視聴率13.7%
大手法律事務所に勤める弁護士の活躍を描いた社会派ドラマで、織田裕二さんは裁判に勝つためには手段を選ばない敏腕弁護士を演じました。
共演者は鶴田真由さん、段田安則さん、室井滋さん。
このドラマはいわくつきの作品として知られていますね。
なんとクランクインの2週間前に脚本家が降板。当初は『お金がない!』というドラマで織田裕二さんとタッグを組んで高視聴率を叩き出した両沢和幸さんが脚本を手掛ける予定でしたが、制作サイドと衝突して降板してしまったそうです。
それが原因かは分かりませんが、織田裕二さん主演のドラマとしては視聴率が伸び悩んでいます。
また、制作スタッフ(プロデューサーらしい)が不祥事を起こしたこともあり、地上波での再放送が出来なくなってしまったそうです。
ネット上の評判もイマイチでしたね。回を重ねるごとにつまらなくなるという声が多かったです。
ちなみに、2018年10月期に織田裕二さんが主演を務める『SUITS/スーツ』で演じるのも敏腕弁護士。面白いかつまらないかは脚本次第だと思いますが、似たような役どころなのでちょっと心配ですね。
真夜中の雨
同率の第10位は2002年10月期にTBS系木曜劇場枠で放送された『真夜中の雨』。
平均視聴率13.7%
大学病院に嫌気がさした天才外科医と心に傷を抱える女性刑事によるサスペンスで、織田裕二さんは超一流の技術をもつ天才外科医を演じました。
共演者は松雪泰子さん、阿部寛さん、石黒賢さん、長塚京三さん。
織田裕二さんと石黒賢さんの共演で病院ものといえば思い出されるのが『振り返れば奴がいる』。
初回視聴率12%から右肩上がりで視聴率を上げていき、最終回では20%越えを記録しました。
しかし、この『真夜中の雨』は平均視聴率13.7%と伸び悩みました。
ただ、作品自体の評判は結構いいみたいですね。私は残念ながら観たことがないのですが、ネットで検索したところ高評価でした。
太陽と海の教室
第9位は2008年7月期にフジテレビ系月9枠で放送された『太陽と海の教室』。
平均視聴率14.8%
型破りな教師が超有名進学校に赴任して学園が抱える問題を解決するというストーリー展開で、織田裕二さんは元エリート商社マンの熱血漢教師を演じました。
共演者は北川景子さん、小日向文世さん、八嶋智人さん、戸田恵子さん。
そして、生徒役として岡田将生さん、北乃きいさん、吉高由里子さん、濱田岳さん、大政絢さん、賀来賢人さん、前田敦子さん、忽那汐里さんなどが出演しています。
このドラマの脚本を担当したのは坂元裕二さん。織田裕二さんとは『東京ラブストーリー』『ラストクリスマス』に続き3度目のタッグとなりましたが、視聴率は思ったより伸びませんでしたね。
注目度は高くて初回視聴率20.5%と好発進しましたが、中盤で10.7%まで下落し、その後も13~14%をウロウロ。
そこまで悪い数字ではありませんが、織田裕二さん主演ドラマの中では低い方ですね。
恋はあせらず
第8位は1998年4月期にフジテレビ系水曜劇場枠で放送された『恋はあせらず』。
平均視聴率16.0%
「世の中の女性はみんな自分に惚れている」と勘違いしているノーテンキな男が本物のイイ男になるまでの姿をコミカルに描いた作品で、織田裕二さんは「俺ってイケてる」が口癖の勘違い男を演じました。
共演者は香取慎吾さん、鈴木杏樹さん、さとう珠緒さん、小雪さん。
初回平均視聴率20・6%と好発進しましたが、中盤で12.1%まで下落。その後は14~16%をウロウロしますが、最終回では最高視聴率となる22・4%を獲得しました。
ただ、ネット上の評判はイマイチ。「恋はあせらず」ってタイトルなのに恋愛要素が少ないみたいですね。あとは小雪さんの演技が酷評されてます。
振り返れば奴がいる
第7位は1993年1月期にフジテレビ系水曜ドラマ枠で放送された『振り返れば奴がいる』。
平均視聴率16.8%
織田裕二さん石黒賢さんダブル主演の医療ドラマで、非人道的なやり方も厭わない天才外科医と正義感あふれる外科医の対立を描いています。
そして、織田裕二さんが演じたのは冷酷な天才外科医です。
共演者は千堂あきほさん、松下由樹さん、西村雅彦さん、鹿賀丈史さん。
脚本は三谷幸喜さん。元々は違う脚本家さんに決まっていたようですが、降板したことにより突然起用されたと言われていますね。
また、三谷幸喜さんはゴールデンタイムの連続ドラマを手掛けるのは初めてで、シリアスな医療ものも未知のジャンルだったためかなり苦労したそうです。
ちなみに、初回平均視聴率は12.7%でしたが、徐々に視聴率を上げていき、最終回では22.7%を獲得しました。
踊る大捜査線
第6位は1997年1月期にフジテレビ系で放送された『踊る大捜査線』。
平均視聴率18.2%
映画化されて大ヒットを記録した人気シリーズで、織田裕二さんは元敏腕営業マンの警察官を演じました。
共演者は柳葉敏郎さん、深津絵里さん、水野美紀さん、いかりや長介さん、ユースケ・サンタマリアさん。
「踊る大捜査線」は織田裕二さんの代表作とも言える作品ですね。
連ドラの視聴率は平均18.2%で、当時としてはそこまで高い数字ではありませんでしたが、プロデューサーが「最終回の視聴率が20%を超えたら映画化してもいい」という約束を取り付けたことで映画化が実現されたそうです。
結果的には大成功。第1弾の興行収入は101億円、第2弾は173.5億円、第3弾は73億円、第4弾は59.7億円と記録的ヒットが続きました。
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