11位:恋のバカンス
- 放送日:1997年1月8日 – 3月12日(全10話)
- 放送局:日本テレビ
- 放送枠:水曜22時
- 出演者:明石家さんま、鈴木杏樹、生瀬勝久
- 平均視聴率:18.9%
- 最高視聴率:22.0%(最終話)
『恋も2度目なら』のスタッフが再集結し、明石家さんまさんが再び主演を務めた大人のラヴコメディ。女性関係にだらしなくトラブルばかり起こすバツイチ男と、周囲の個性豊かな人々が繰り広げるコミカルで軽妙なやり取りが描かれました。明石家さんまさんならではのマシンガントークと洒脱なテンポ感が遺憾なく発揮され、最終回では22.0%の高視聴率を記録しました。
12位:成田離婚
- 放送日:1997年10月15日 – 12月17日(全10話)
- 放送局:フジテレビ
- 放送枠:水曜21時
- 出演者:草彅剛、瀬戸朝香、深津絵里
- 平均視聴率:18.6%
- 最高視聴率:21.5%(第1話)
交際ゼロ日でスピード結婚したものの、新婚旅行先のハワイで価値観の違いから喧嘩を繰り返し、帰国直後の成田空港で離婚を決意した新婚夫婦(草彅剛・瀬戸朝香)の騒動を描いたラブコメディ。当時社会現象となっていた流行語「成田離婚」をキャッチーに題材へ取り入れ、勢いで別れた2人が互いの存在の大切さに気づいていく過程をコミカルに描き出しました。
13位:踊る大捜査線
- 放送日:1997年1月7日 – 3月18日(全11話)
- 放送局:フジテレビ
- 放送枠:火曜21時
- 出演者:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里
- 平均視聴率:18.2%
- 最高視聴率:23.1%(最終話)
脱サラして警察官となった青島刑事(織田裕二)が、湾岸署を舞台に事件解決へ奮闘する刑事ドラマシリーズの第1作。従来の刑事ドラマの枠組みを打ち破り、警察組織内の官僚主義や事件現場のリアルな泥臭さを斬新な切り口で表現しました。放送を重ねるごとに熱狂的なファンを獲得し、のちに映画化されて興行収入100億円を超える歴史的大ヒットへと繋がった伝説的シリーズです。
14位:ギフト
- 放送日:1997年4月16日 – 6月25日(全11話)
- 放送局:フジテレビ
- 放送枠:水曜21時
- 出演者:木村拓哉、室井滋、篠原涼子
- 平均視聴率:18.2%
- 最高視聴率:23.0%(第1話)
記憶喪失の過去を持つ謎の青年(木村拓哉)が、怪しい依頼を受けて様々な品物を届ける「届け屋」として働きながら、失われた記憶と自己の存在を追い求めていくサスペンスドラマ。木村拓哉さんの連続ドラマ単独初主演作であり、スタイリッシュな映像美とミステリアスなストーリー展開が強烈な印象を残した意欲作です。
15位:ベストパートナー
- 放送日:1997年10月12日 – 12月21日(全11話)
- 放送局:TBS
- 放送枠:日曜21時
- 出演者:内村光良、坂井真紀、渡部篤郎
- 平均視聴率:17.9%
- 最高視聴率:22.2%(第1話)
ウッチャンナンチャンの内村光良さんによる連続ドラマ初主演作。大手企業で堅実な仕事ぶりを見せる平凡な社員(内村光良)と、同じチームに配属された同姓同名のエリート社員(渡部篤郎)という、正反対な性格の2人が仕事や恋愛を通して成長していくオフィス・コメディです。テンポ良い人間模様と心温まるストーリーが幅広い支持を集めました。
16位:青い鳥
- 放送日:1997年10月10日 – 12月19日(全11話)
- 放送局:TBS
- 放送枠:金曜22時
- 出演者:豊川悦司、夏川結衣、佐野史郎
- 平均視聴率:17.7%
- 最高視聴率:19.3%(第8話)
清貧な駅員(豊川悦司)と、裕福な家に嫁ぎながらも孤独を抱える女性(夏川結衣)が惹かれ合い、彼女の連れ子とともに愛の逃避行を繰り広げる切なく重厚な純愛ドラマ。過酷な運命と代償に直面しながらも思いを貫こうとする男女の姿が美しい情景とともに緻密に描かれ、佐野史郎さんら実力派キャストの迫真の演技が深い余韻を残した名作です。
17位:ふぞろいの林檎たちⅣ
- 放送日:1997年4月11日 – 7月4日(全13話)
- 放送局:TBS
- 放送枠:金曜22時
- 出演者:中井貴一、時任三郎、手塚理美
- 平均視聴率:17.4%
- 最高視聴率:21.3%(第1話)
山田太一さんが手掛けた青春ドラマの金字塔『ふぞろいの林檎たち』の完結編となる第4シリーズ。30代半ばを迎え、それぞれの現実や生きづらさに直面するかつての仲間たちが再会し、新たな葛藤と向き合う姿が描かれました。長瀬智也さんや中谷美紀さんら若手キャストの登場も彩りを添え、時代を生きる人々のリアルな心情を映し出しました。
18位:サイコメトラーEIJI
- 放送日:1997年1月11日 – 3月15日(全10話)
- 放送局:日本テレビ
- 放送枠:土曜21時
- 出演者:松岡昌弘、井ノ原快彦、大塚寧々
- 平均視聴率:17.1%
- 最高視聴率:20.3%(最終話)
同名人気漫画を原作に、物や人に触れることで残された記憶の断片を読み取る特殊能力「サイコメトリー」を持つ高校生(松岡昌弘)が、女刑事とともに不気味な猟奇事件の解決に挑むミステリーアクション。松岡昌弘さんの代表作のひとつであり、エッジの効いた怪事件の数々とスリリングな演出が若者層を中心に大きな支持を集めました。
19位:最後の恋
- 放送日:1997年7月11日 – 9月19日(全11話)
- 放送局:TBS
- 放送枠:金曜22時
- 出演者:中居正広、常盤貴子、袴田吉彦
- 平均視聴率:16.8%
- 最高視聴率:20.4%(最終話)
北川悦吏子さんが脚本を手掛け、弟の手術費用を稼ぐために風俗で働く女性(常盤貴子)と、医者を目指す純粋な医大生(中居正広)の切なくも一途な愛を描いた純愛ドラマ。互いに抱える境遇の差や試練に葛藤しながらも思いを深めていく2人の姿が丁寧に描写され、中居正広さんの繊細な演技と切ないストーリー展開が評判を呼びました。
20位:ぼくらの勇気 未満都市
- 放送日:1997年10月18日 – 12月20日(全10話)
- 放送局:日本テレビ
- 放送枠:土曜21時
- 出演者:堂本剛、堂本光一、宝生舞
- 平均視聴率:16.8%
- 最高視聴率:18.4%(第1話)
バイオハザードにより大人が死に絶え、未成年者のみが封鎖された街を舞台に、友情と秩序を守るため大人たちの陰謀に立ち向かっていくSF青春サバイバルドラマ。KinKi Kidsのふたり(堂本剛・堂本光一)がダブル主演を務め、堤幸彦監督による先鋭的な演出と重厚なテーマ性が独特の世界観を作り上げ、異色の話題作として強い印象を残しました。
まとめ:フジ月9の金字塔と多彩なテーマが絶大な存在感を示した「1997年ドラマ」
1997年は、1位の『ラブジェネレーション』から4位の『バージンロード』まで、TOP4をフジテレビの「月9」枠が独占し、その圧倒的なブランド力とヒットメーカーとしての強さを見せつけた1年でした。
また、『失楽園』や『青い鳥』に代表される不倫や愛憎を題材とした重厚なドラマも数多く放送され、過激で切ない大人の恋愛を描いた作品が社会現象的な話題を集めています。
なお、ランキングTOP20には惜しくも届かなかったものの、大きな注目を集めた話題作も数多く放送されました。
- 『不機嫌な果実』
- 『総理と呼ばないで』
- 『家政婦は見た!』
- 『いちばん大切な人』
- 『彼』
林真理子さんの小説を実写化した『不機嫌な果実』は、TOP20外でありながら当時の不倫ブームを象徴する作品として大きな話題を呼んでいます。
また、三谷幸喜さんが脚本を手掛け田村正和さんが史上最悪の内閣総理大臣を演じた『総理と呼ばないで』は、初回視聴率22.6%と好発進したものの途中で一桁台まで低迷するなど波乱の展開を見せました。
王道のトレンディドラマから挑戦的な試みの作品まで、ドラマ界の勢いと熱量がそのまま反映された象徴的な1年と言えます。











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