24位:ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
第24位は2008年に公開されたシリーズ16作目『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』。
キャッチフレーズは「選ばれし“おバカ”の伝説と冒険が始まる!」。
ゲスト声優としてお笑い芸人の小島よしおさんが参加しています。
暗黒世界の帝王の策略により、人間界と暗黒世界をつなぐ扉を開けてしまったしんのすけが、人間界を闇から救うために奮闘するというストーリー展開。
名作『ヘンダーランドの大冒険』と同じ本郷みつる監督が手がけた作品ということもあり、ファンタジー調でちょっとダーク、そして独特な不思議さに惹き込まれる物語です。
ただ、全体的にシュールで抽象的な世界観が強いため、かなり好き嫌いが分かれそうな作品でもあります。個人的にはこの不気味でおしゃれな雰囲気が結構好きなのですが、いつもの日常的なギャグを期待して観ると、世界観に馴染めず苦手だと感じる人も多いかもしれません。
劇中のテンポも少し独特で、お馴染みのカスカベ防衛隊の出番が少なめということもあってか、我が家でも子どもたちの反応はどこか「うーん?」と盛り上がりに欠ける様子でした。
23位:超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
第23位は2010年に公開されたシリーズ18作目『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』。
キャッチコピーは「オラ、ケッコンします。」「未来も愛もその手でつかめ!」。
ゲスト声優として森三中の黒沢かずこさん、椿鬼奴さん、いとうあさこさん、はるな愛さん、ハリセンボンの近藤春菜さんが参加しています。
この作品は、一風変わった“未来の世界”が舞台となっている物語です。未来の世界でピンチに陥っている「大人のしんのすけ」を助けるため、彼の婚約者を名乗る女性に連れられて、5歳のしんのすけたちがタイムスリップするというストーリー展開。
一番の魅力は、なんといっても大人になったひまわりや、風間くん、ネネちゃんたちの成長した姿が見られるところ!それぞれの未来の職業や生活はどれも新鮮で、ファンとしてはかなりワクワクさせられます。
ただ、大人のしんのすけの素顔を徹底的に隠す演出や、未来の野原一家の様子、敵との対決など、色々な要素を詰め込みすぎて後半の収拾がつかなくなっちゃっている印象も……。物語としての完成度は少し物足りなさが残り、個人的には映画シリーズのなかでも下位グループの評価になってしまいます。
22位:嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
第22位は2004年に公開されたシリーズ12作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』。
キャッチコピーは「しんのすけ、カムバ~ック!」。
ゲスト声優としてウッチャンナンチャンの内村光良さん、さまぁ~ずの三村マサカズさん、大竹一樹さん、TIMのゴルゴ松本さん、レッド吉田さん、ふかわりょうさんが参加しています。
ある日、古びた映画館のスクリーンの中に吸い込まれてしまったしんのすけたち。辿り着いたのは、悪徳なジャスティス知事が支配する「西部劇の世界」でした。元の世界に帰る方法を探すため、しんのすけ、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんの「カスカベ防衛隊」が文字通り一丸となって奮闘する、熱い“友情”の物語です。
ファンタジーとウエスタンアドベンチャーが融合した独特の世界観で、個人的にはかなり好きな作品です。ネット上では悪役のジャスティス知事によるシリアスな暴力描写がアレコレ言われがちですが、映画の緊張感を高める演出として見れば、そこまで気にするほどでもないのかなと感じます。
ただ、映画全体にどこか寂しげな哀愁が漂っていることや、ギャグ要素がいつもより少なめなこともあって、小さな子どもは少し退屈してしまって楽しめないかもしれません。
21位:嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
第21位は2002年に公開されたシリーズ10作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』。
キャッチフレーズは「歴史を変えるおバカ参上!」。
ゲスト声優として雨上がり決死隊の宮迫博之さん、蛍原徹さんが参加しています。
ひょんなことから天正2年の戦国時代にタイムスリップしてしまったしんのすけ。そこで出会った「青空侍」こと井尻又兵衛や、春日部城の廉姫を巡る大きな戦の渦に、後から車で駆けつけた野原一家も巻き込まれていくストーリー展開です。
言わずと知れた、アニメ映画史に残る屈指の超名作ですね。後に『BALLAD 名もなき恋のうた』として実写リメイク映画が作られてしまうほど完成度が高く、時代考証や合戦シーンのリアリティが凄まじいので、歴史ものが好きな人なら間違いなく唸るクオリティです。
「クレヨンしんちゃんでこんなに泣くなんて……」と、当時の大人たちがこぞって大号泣させられた伝説のラストは、今観ても涙なしには観られません。ただ、武士の生き様やシリアスな戦国時代の空気感を真っ直ぐ描いているため、我が家の子どもたちも内容が少し難しかったようで反応はイマイチでした。笑える要素はありつつも、完全に「大人が本気で感動できる映画」だと思います。
21位:伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃
同率21位は2005年に公開されたシリーズ13作目『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』。
キャッチフレーズは「オラのミライがなくなっちゃう?!緊急出動3分GO!」。
ゲスト声優として村井国夫さん、坂井真紀さん、波田陽区さんが参加しています。
時空の歪みを正すため、3分後の未来に次々と出現する怪獣たちを退治することになった野原一家。謎の存在「ミライマン」から力を授かり、それぞれが理想の正義のヒーローに変身して地球を守るために奮闘する物語です。
この作品は、ファンの間でもかなり好き嫌いがハッキリ分かれそうな一本です。ヒーローの力に溺れてしまい、家事や仕事をそっちのけで怪獣退治にのめり込んでいくひろしとみさえの描写が少し生々しく、いつもの野原一家らしくない雰囲気もあって、大人の視点だと私はイマイチ楽しめませんでした。
ただ、子どもたちの反応はかなり良かったです!次々と現れる個性豊かな怪獣たちとのスピード感あふれるバトルシーンは、子どもにとっては純粋にワクワクするエンタメ要素が満載のようです。
21位:バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
同率21位は2013年に公開された『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』。
キャッチフレーズは「燃えよ!春日部防衛隊!! 焦がせ!やきそば!!」。
ゲスト声優として渡辺直美さん、コロッケさん、川越達也さんが参加しています。
今作はしんのすけたち「カスカベ防衛隊」が主役となり、大自然を舞台に繰り広げられる王道のロードムービーです。世界からB級グルメを撲滅しようと企む「A級グルメ機構」の魔の手から、庶民の味を守る“伝説のソース”を託されたカスカベ防衛隊。彼らがソースを無事に「B級グルメカーニバル」の会場まで届けるため、ハラハラドキドキの逃亡劇を繰り広げます。
道中、過酷な状況でお腹を空かせた子どもたちが思わず仲間割れしてしまうリアルな心理描写もありつつ、それを乗り越えて一致団結していく姿にはグッと胸が熱くなります。
おバカな笑いの要素がこれでもかと詰まったアドベンチャーなので、大人も子どもも理屈抜きで楽しめます。観終わった後は間違いなく家族みんなで焼きそばが食べたくなる、お腹も心も満たされるおススメの良作です!
18位:嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード
第18位は2003年に公開されたシリーズ11作目『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード』。
キャッチフレーズは「走れしんのすけ!のはら一家が指名手配?」。
ゲスト声優として華原朋美さんが参加しています。
朝食の質素さにガッカリする野原一家でしたが、冷蔵庫には今夜のための最高級ゼウス牛が!しかし、そこへ突然謎の男が逃げ込んできたことから事態は急変。ある組織の陰謀により、一家は身に覚えのない罪で全国に指名手配されてしまいます。周囲の全員から追われる身となった野原一家が、「今夜絶対にあの焼肉を食べるんだ!」という執念だけで、熱海にある組織のアジトへ向けて爆走するノンストップ・ロードムービーです。
本作の魅力は、なんといっても全編を通してキレッキレに研ぎ澄まされた爆笑ギャグの応酬です。ネット上では「シュールすぎる」「狙いすぎ」といった低評価の声も一部で見られますが、そんな理屈を吹き飛ばすほどの勢いがあり、私は素直に腹筋が崩壊するほど笑えました。
劇画タッチに変貌する野原一家の妄想シーンや、ひろしの必死すぎる女装、みさえのセグウェイ爆走など、名場面を挙げればキリがありません。我が家の子どもたちも大好きな作品で、観るたびに毎回ゲラゲラと大笑いしています。
難しいメッセージ性は一切なく、とにかく笑いに振り切った一作。大人も子どもも一緒になって頭を空っぽにして楽しめる、家族での鑑賞に太鼓判を押せる大爆笑ギャグ映画です。










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