5月23日にデビューしたジャニーズのアイドルグループ・King&Prince(キンプリ)。
デビュー曲の「シンデレラガール」は初動売上31.8万枚でオリコンデイリーランキング1位を獲得し、発売初週で早くも売上50万枚を突破しました。
新人アーティストのデビュー曲が発売初週に50万枚を突破するのは異例とのことで世間を賑わせていますね。
さて、そんなこんなで今回私が気になったのは、ジャニーズの他のグループのデビューシングルってどのくらい売れたのかな?ってことです。
まあ、大体予想がつくグループもありますが、そもそもデビューシングルがどんな曲かも分からないグループが多いので詳しく調べてみました。
という訳で、今回はジャニーズのデビューシングル売上ランキングです。
ジャニーズのデビューシングル売上ランキング
- 近藤真彦
- 少年隊
- 光GENJI
- 男闘呼組
- SMAP
- TOKIO
- V6
- KinKi Kids
- 嵐
- タッキー&翼
- NEWS
- 関ジャニ∞
- KAT-TUN
- Hey!Say!JUMP
- 中山優馬 w/B.I.Shadow
- NYC
- Kis-My-Ft2
- SexyZone
- A.B.C-Z
- ジャニーズWEST
アルバムやDVDなどでデビューしているグループもありますが、今回は最初に発売したシングルの累計売上でランク付けしていますのでご了承下さいませ。
それではさっそくランキングのスタートです。
いつもは下位から発表していますが、今回は1位から順に発表していきます。
1位:KinKi Kids
第1位はKinKi Kidsの「硝子の少年」。
累計売上:179.2万枚
- 1997年7月21日発売
- 作詞:松本隆
- 作曲:山下達郎
発売初週に31.5万枚を売り上げ初登場1位。累計売上は179.2万枚でKinKi Kids最大のヒットシングルとなっています。
1997年度の年間シングル売上ランキングは2位。1位は安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?(222.3万枚)」でした。
KinKi Kidsの二人はデビュー前から高視聴率ドラマに出演して人気も知名度も抜群だったためか、タイアップなしでも桁違いの売上でしたね。
ちなみに、同時に発売されたアルバムもミリオンセールスを記録しています。
2位:近藤真彦
第2位は近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」。
累計売上:104.7万枚
- 1980年12月12日発売
- 作詞:松本隆
発売初週の売上は分かりませんでしたが、初登場1位を獲得。デビューシングルが初登場1位を獲得したのはオリコン史上初の快挙だったようです。
また、ジャニーズ事務所としても初のミリオンセールスとなりました。
1981年度の年間シングル売上ランキングは3位。1位は寺尾聡さんの「ルビーの指環(132.6万枚)」、2位は竜鉄也さんの「奥飛騨慕情(128万枚)」でした。
3位:KAT-TUN
第3位はKAT-TUNの「Real Face」。
累計売上:104.6万枚
- 2006年3月22日発売
- 作詞:スガシカオ
- 作曲:松本孝弘(B’z)
発売初週で75.4万枚を売り上げて初登場1位。発売9週目でミリオンを達成しました。
累計売上は104.6万枚でKAT-TUN最大のヒットシングルとなっています。
2006年度の年間シングル売上ランキングも1位。2位のレミオロメン「粉雪(75.7万枚)」に大きく差をつけての1位となりました。
KAT-TUNもKinKi Kidsと同様にデビュー前から高い人気を誇っていましたね。
亀梨和也さんと元メンバーの赤西仁さんが2005年1月期に放送されたドラマ『ごくせん』の第2シリーズで生徒役を演じてブレイク。
また、亀梨和也さんは2005年10月期に放送されたドラマ『野ブタ。をプロデュース』でダブル主演を務めた山下智久さんとの期間限定ユニット「修二と彰」で発売したシングル『青春アミーゴ』がミリオンセールスを記録しています。
ちなみに、デビューシングルと同時に発売されたアルバムも75万枚を売り上げています。
4位:嵐
第4位は嵐の「A・RA・SHI」。
累計売上:97.3万枚
- 1999年11月3日発売
発売初週で55.7万枚を売り上げて初登場1位。累計売上は97.3万枚で嵐最大のヒットシングルとなっています。
1999年度の年間シングル売上ランキングは23位。11月に発売されたシングルだったということもありますが、当時は浜崎あゆみさん・宇多田ヒカルさん・GLAYなどがミリオンヒットを連発していた時代だったので年間ランキングはやや低めですね。
嵐についてネットで情報収集すると「デビューから10年近く人気が出ずに燻っていた」という声が多いのですが、デビュー曲の売上だけみると歴代4位とかなり上位にいます。
ちなみに、嵐はKinKi KidsやKAT-TUNと違ってデビュー前に注目を集めたメンバーはいなかったようですが、当時は“ジャニーズJr.黄金期”と呼ばれるくらいデビュー前のジュニアたちが注目を集めていた時代だと言われています。
ゴールデンタイムで『8時だJ』というジャニーズJr.がメインのバラエティ番組が放送されていたみたいですね。
そのため注目度も高かったのかもしれません。
5位:男闘呼組
第5位は男闘呼組の「DAYBREAK」。
累計売上:69.3万枚
- 1988年8月24日発売
発売初週の売上は分かりませんでしたが、オリコンの週間シングルチャートでは1位を獲得しています。
そして、1988年度の年間シングル売上ランキングは4位。1~3位は同じジャニーズ事務所のアイドルグループ・光GENJIが独占していました。
ちなみに、男闘呼組はメンバーの素行不良が原因でデビューからわずか5年で活動休止。そのまま解散となりました。
6位:V6
第6位はV6の「MUSIC FOR THE PEOPLE」。
累計売上:52.8万枚
- 1995年11月1日発売
- 作詞:秋元康
- 作曲:デイブ・ロジャース(ユーロビートミュージシャン)
発売初週の売上は18.7万枚で初登場3位。累計売上は52.8万枚で、V6としては5枚目のシングル「愛なんだ」の58.5万枚に次ぐ2番目の売上です。
1995年度の年間シングル売上ランキングは99位。11月に発売されたシングルだったということもありますが、当時はミリオンを突破したシングルが28作もあった時代なので年間ランキングはギリギリ100位圏内でした。
「バレーボールワールドカップル1995」「第26回春の高校バレー」のイメージソングで、V6のメンバーが全員出演したドラマ『Vの炎』のオープニングテーマにもなっていますが、意外と売れてないですね。
7位:TOKIO
第7位はTOKIOの「LOVE YOU ONLY」。
累計売上:52.0万枚
- 1994年9月21日発売
発売初週の売上は11万枚で初登場3位。累計売上は52.0万枚でTOKIO最大のヒットシングルとなっています。
1994年度の年間シングル売上ランキングは63位。1位はMr.Childrenの「innocent world(181.3万枚)」。
フジテレビ系アニメ『ツヨシしっかりしなさい』第3期のオープニングテーマに起用されており、この曲でNHK紅白歌合戦にも出場しています。
デビューからわずか3ヶ月での紅白歌合戦出場は当時の最速記録だったのだとか。
ちなみに、デビュー当時はベースを担当していた元メンバーの山口達也さんがツインボーカル的な立ち位置だったようです。
YouTubeで動画を検索したら山口さんがめっちゃ歌っててビックリしました。全然知らなかった~!
8位:光GENJI
第8位は光GENJIの「STAR LIGHT」。
累計売上:48.9万枚
- 1987年8月19日発売
- 作詞:飛鳥涼
- 作曲:チャゲ&飛鳥
発売初週の売上は分かりませんでしたが、同じ週に発売されたおニャン子クラブのラストシングル「ウェディングドレス」を抑えて初登場1位に輝いています。
ジャニーズでデビューシングルが初登場1位を獲得するのは近藤真彦さん、少年隊以来3組目。
そして、1987年度の年間シングル売上ランキングは4位。1位は瀬川瑛子さんの「命くれない(42.2万枚)」でした。
光GENJIのことは全く知らなかったのですが、このランキングを作成するにあたってYouTubeで動画をチェックしてみたらカッコ良くてビックリしました。
ローラースケートのパフォーマンスがスゴかった。人気があったのも頷けます。
9位:少年隊
第9位は少年隊の「仮面舞踏会」。
累計売上:47.8万枚
- 1985年12月12日発売
発売初週の売上は分かりませんでしたが、初登場1位を獲得。累計売上は47.8万枚で少年隊最大のヒットシングルとなっています。
1986年度の年間シングル売上ランキングは3位。1位は石井明美さんの「CHA-CHA-CHA(53万枚)」、2位は中森明菜さんの「DESIRE(51.6万枚)」でした。
10位:Kis-My-Ft2
第10位はKis-My-Ft2の「Everybody Go」。
累計売上:45.1万枚
- 2011年8月10日発売
発売初週で31.6万枚を売り上げて初登場1位。累計売上は45.1万枚で12枚目のシングル「Thank youじゃん!」の47.5万枚に次ぐ2番目の売上です。
2011年度の年間シングル売上ランキングは10位。1位はAKB48の「フライングゲット(158.7万枚)」で、1~5位までAKB48が独占していました。
ちなみに、この「Everybody Go」はTBS系で放送されたドラマ『美男ですね』の主題歌に起用されており、メンバーの玉森裕太さんと藤ヶ谷太輔さんがドラマに出演していました。
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