2018年9月16日を以て芸能界を引退することを発表したアーティストの安室奈美恵さん。
老若男女問わず幅広い世代から支持されており、芸能人のファンも多いことで知られている安室奈美恵さんの突然の引退表明は世間に大きな衝撃を与えましたね。
潔い幕引きを「カッコイイ」「安室ちゃんらしい」と絶賛する声も多いですが、それと同じくらい「寂しい」「残念すぎる」と引退を惜しむ声も後を絶ちません。
さて、そんな安室奈美恵さんですが、11月8日に最後のベストアルバムとなる『Finally』が発売されることが発表されました。
そこで今回は、これまでに安室奈美恵さんが発売したシングルの中で一番売れた曲はどの曲なのか?歴代シングル売上ランキングをお届けしたいと思います。
安室奈美恵のプロフィール
安室奈美恵さんは1977年生まれの40歳。
1991年に当時在籍していた沖縄アクターズスクール内で結成されたダンスグループ「SUPER MONKEY’S」のメンバーとなり、翌年『恋のキュート・ビート/ミスターU.S.A.』でデビューしましたが、なかなかヒット作には恵まれませんでした。
そんな安室奈美恵さんに転機が訪れたのは1995年。
エイベックスの松浦勝人さんプロデュースにより発売されたシングル『TRY ME 〜私を信じて〜』が73万枚を売り上げる大ヒットを記録。
また、音楽バラエティ番組『THE夜もヒッパレ』にレギュラー出演したことで知名度が急上昇しました。
そして、松浦勝人さんを介して知り合った小室哲哉さんがプロデュースを担当するようになりヒット曲を連発。
音楽だけでなくファッション・髪型・メイクなど全てが若い女の子たちの憧れとなり、“アムラーブーム”という社会現象を巻き起こしました。
人気絶頂期の1997年にTRFのダンサーであるSAMさんと突然の結婚・妊娠を発表して1年間休業しましたが、人気が落ちることはありませんでしたね。
ただ、復帰後すぐに母親が殺害される事件が発生したり、結婚生活5年で離婚するなど私生活は苦難続き。
また、小室哲哉さんのプロデュースから離れてR&BやHIP HOP志向の曲をリリースするようになったことでセールスが落ちて「人気低迷」「安室奈美恵の時代は終わった」などと言われることもありました。
しかしながら、テレビの露出を控えてパフォーマンスを追求するというブレないスタイルが次第に再評価されていき、孤高の歌姫としてカリスマ的な人気を誇るようになりました。
それでは、そんな安室奈美恵さんの歴代シングル売上ランキングを紹介していきます。
一番売れたのはどの曲でしょうか?
安室奈美恵歴代シングル売上ランキング
20位:LOVE2000
第20位は2000年1月1日に発売された16枚目のシングル『LOVE2000』。
小室哲哉さんプロデュースの楽曲で、コーセーの化粧品のCMソングに起用されています。
タイトルの『LOVE2000』は“ラヴ・トゥーサウザンド”と読みます。
実はこのシングルが発売されてから半年後の2000年6月に歌手のhitomiさんが全く同じタイトルの楽曲をリリースしており、こちらは“ラブにせん”と読ませています。
シドニーオリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手が練習中やレース前に『LOVE2000(ラブにせん)』を聴いていたことがメディアに取り上げられたこともあり、タイトルだけ見るとどうしてもhitomiさんの曲を思い浮かべてしまいますよね~。
ただ、安室ちゃんの曲もめちゃくちゃカッコイイ!!
絶対にカラオケでは歌えないな~ってくらい難しそうな曲ですが、安室ちゃんは余裕で歌いこなしていて、それが最高にカッコイイです。
19位:SOMETHING ‘BOUT THE KISS(12cm)
第19位は1999年1月に発売された15枚目のシングル『SOMETHING ‘BOUT THE KISS』。
有名な音楽プロデューサーであるダラス・オースティンがプロデュースを担当した楽曲で、コーセーの化粧品のCMソングに起用されています。
この楽曲は8㎝と12㎝の2つのタイプのCDが発売されており、8㎝が11.5万枚、12㎝が25.3万枚を売り上げています。
そのため、両方を合わせると約36.8万枚を売り上げていることになります。
18位:toi et moi
第18位は1999年7月に発売された14枚目のシングル『toi et moi』。
小室哲哉さんプロデュースの楽曲で、1999年7月に公開された映画『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』のエンディングテーマに起用されています。
タイトルの“toi et moi(トワ・エ・モア)”はフランス語で“あなたと私”という意味だそうです。
17位:60s 70s 80s
第17位は2008年3月に発売された34枚目のシングル『60s 70s 80s』。
このシングルはP&G(ピーアンドジー)のヘアケア商品「ヴィダルサスーン」とのコラボレーション企画で誕生しました。
リメイクをテーマにしており、1960年代・1970年代・1980年代を代表する曲をリメイクして収録しています。
収録されている曲は以下の通り。
- NEW LOOK(60s)
- ROCK STEADY(70s)
- WHAT A FEELING(80s)
リメイク元となった曲は以下の通り。
- シュープリームス/Baby Love(60s)
- アレサ・フランクリン/Rock Steady(70s)
- アイリーン・キャラ/What a feeling(80s)
3曲とも素晴らしいですが、私は「WHAT A FEELING(80s)」が一番好きです。
2002年頃から徐々に売り上げが落ちており、一時期はシングルの売上枚数が5万枚を切ることもありましたが、このシングルで9年3ヶ月ぶりにオリコンのシングルランキング首位を獲得しました。
16位:SWEET 19 BLUES
第16位は1996年8月に発売された7枚目のシングル『SWEET 19 BLUES』。
累計出荷枚数370万枚を記録したセカンドアルバム『SWEET 19 BLUES』に収録されていた曲のリカットシングルですね。
1996年に公開されたTOKIOの山口達也さんと安室奈美恵さんW主演の映画『That’sカンニング! 史上最大の作戦?』のエンディングテーマに起用されています。
小学生の頃から大好きな曲で今でもふとした瞬間に聴きたくなります。
世の中かっこつけてて それよりかっこよくなきゃいけない
もし飛び出るんだったら…
とか
だけど私もほんとはすごくないから
という歌詞が印象的でしたね~。
この曲が発売された当時は小学生だったのでただ漠然と聴いていましたが、大人になってから聴くと「安室ちゃんも普通の女の子だったんだな~」と感じさせられました。


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