スピッツが主題歌のドラマ視聴率ランキング|名曲が彩る名作・迷作を徹底解剖

第5位:僕とスターの99日

第5位は2011年10月期にフジテレビ系ドラマチック・サンデー枠で放送された、西島秀俊さんとキム・テヒさんW主演のラブコメディです。

主題歌:タイム・トラベル
視聴率:9.4%

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超生真面目で天体観測が趣味の地味なアラフォー警備員と、日本にやってきた韓国の世界的大女優。そんな接点ゼロの2人が「99日限定」の専属ボディーガード契約を結んだことから始まる、秘密の格差恋物語です。西島秀俊さんのダンディなのにどこかコミカルで可愛い魅力と、キム・テヒさんの圧倒的な「本物のミューズ感」に、毎週ニヤニヤが止まらないキュン死に必至の名作でした。

このドラマをロマンチックに彩ったのが、スピッツがカバーした「タイム・トラベル」です。原曲は原田真二さんが1978年に発表した名曲ですが、草野マサムネさんの唯一無二のハイトーンボイスと、スピッツらしいファンタジックで浮遊感のあるバンドサウンドによって、見事な「スピッツワールド」へと生まれ変わりました。

平均視聴率は9.4%と惜しくも2桁には届きませんでしたが、ドラマオタク的には「西島秀俊のラブコメおじさんっぷりを拝める眼福ドラマ」として家宝にしたい一作です!

お互いに惹かれ合っているのに、立場が違いすぎて素直になれない2人のもどかしい距離感。そんな切ないシーンの裏で、この少し怪しげでドラマチックなメロディが流れる演出は最高にオシャレでしたよね!現実離れしたシンデレラストーリーだからこそ、このどこか異次元へ連れて行ってくれるような楽曲が完璧にマッチしていて、これぞ音楽の力がドラマを何倍にも引き上げた隠れた名タイアップです!

第6位:HOPE〜期待ゼロの新入社員〜

第6位は2016年7月期にフジテレビ系で放送された、中島裕翔さん主演のお仕事ドラマです。

主題歌:コメット
視聴率:6.1%

プロ囲碁棋士の夢を絶たれた主人公・一ノ瀬歩が、ワケあって総合商社のインターンとなり、学歴も社会人経験もゼロの“期待値ゼロ”な状態から、厳しい格差社会や理不尽なビジネスの世界で必死にしがみつき、生き抜こうとする姿を描いたお仕事ドラマ。韓国で社会現象を巻き起こしたメガヒットドラマ『ミセン-未生-』の日本リメイク版としても大きな話題を呼びました。

このドラマのためにスピッツが書き下ろした主題歌が「コメット」でした。アルバム『醒めない』に収録されているこの楽曲は、派手さこそないものの、聴けば聴くほど心に染み渡る極上のミディアムナンバー。

草野マサムネさんの優しい歌声で「「ありがとう」って言うよ」と歌われるサビは、ドラマの中で失敗を繰り返しながらも必死に這い上がろうとする新入社員たちの健気な姿にこれ以上ないほど寄り添っていました。視聴率という枠を超えて、組織の不条理に心が折れそうな多くの現代人の背中を、そっと静かに押してくれた珠玉のタイアップ曲です!

第7位:あすなろ三三七拍子

第7位、残念ながら今回のスピッツ×ドラマ視聴率ランキングで最下位となってしまったのはこちら! 2014年7月期にフジテレビ系火曜9時枠で放送された柳葉敏郎さん主演の熱血ヒューマンドラマです。

主題歌:愛のことば -2014mix-
視聴率:5.2%

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廃部寸前の大学応援団を存続させるため、なぜかOBの社長命令で中年サラリーマン(柳葉敏郎さん)が電撃入団させられるという、一風変わった青春(おじさん)奮闘記。風間俊介さんや高畑充希さんといった実力派の若手陣が泥臭く汗を流す姿や、理不尽な上下関係に揉まれながらも「誰かを本気で応援する」ことの本質に気づいていくストーリーは、毎回涙なしには見られない隠れた熱血名作です。

そんな作品に起用されたのが、スピッツの「愛のことば -2014mix-」。元々は1994年の名盤『空の飛び方』に収録されていた名曲ですが、当時全国ツアー中だったメンバーのもとに、ドラマの企画担当者から「どうしてもこの曲を主題歌にしたい」という直筆の手紙による熱烈なオファーが届いたそう。その熱意に動かされたメンバーが快諾し、このドラマのためだけに特別なリミックスバージョンが制作されました。20年前の曲が現代に蘇るという、スピッツ側の神対応が光ったエピソードです。

平均視聴率は5.2%と、文字通りぶっちぎりの最下位 正直なところ、この数字が物語る通り、ドラマとしての盛り上がりやストーリー展開は「うーん、ちょっと微妙……」と言わざるを得ないクオリティでした。

ギバちゃん(柳葉敏郎さん)が声を枯らして応援する姿や、風間俊介さん、ブレイク前夜の高畑充希さん、反町隆史さんといった豪華なキャスト陣を揃えていたわりには、いまひとつパッとせず、視聴者の心に響ききらなかった印象です。 制作陣の「直筆の手紙」という熱意から生まれたスピッツの「愛のことば」が、あまりにも名曲すぎただけに、ドラマ自体の失速っぷりが余計に際立ってしまったという、ある意味で切ない最下位作品です。

まとめ:時代を超えて愛される「スピッツ×ドラマ」の魔法

今回はスピッツがこれまでに担当したドラマ主題歌を、視聴率ランキングという形(上は21.0%のメガヒットから、下は5.2%のちょっと微妙だった作品まで笑)で振り返ってみました!

こうして並べてみると、視聴率の数字に関わらず、イントロが流れただけで当時のドラマのワンシーンやキャストの顔がパッと浮かんでくるのが、スピッツの音楽が持つ本当にすごいところです。

主題歌だけじゃない!名脇役としての「挿入歌」

今回はメインの主題歌にスポットを当ててきましたが、スピッツの楽曲は「挿入歌」としてもドラマ界を裏から支えています。

その筆頭と言えるのが、言わずと知れた名曲「楓」この曲は、平成の名作『オーバー・タイム』と、令和の大ヒット作『silent』という2つのドラマの挿入歌(劇中歌)に起用されています。切ないシーンで「さよなら〜」とあの歌声が響くだけで、一瞬で涙腺崩壊仕様に早変わりしてしまうのは、もはや反則級の破壊力ですよね。

さらに、その『silent』にいたっては、なんと「楓」を含めてスピッツの楽曲が3曲も挿入歌として使用されるという、公式からの特大のスピッツ愛が炸裂した演出も話題になりました!単なるBGMの枠を超えて、登場人物の切ない心情やリンクする過去に寄り添うように流れる名曲たちは、ドラマの感動を何倍にも膨らませていました。

そして、現在放送中のあのドラマも……!

スピッツとドラマの黄金タッグは、決して過去の思い出だけではありません。今まさにリアルタイムで放送されているドラマ『Tシャツが乾くまで』の主題歌も、本当に最高すぎませんか!?

曲が流れた瞬間に「あ、今期のテレビ生活も潤うわ……」と確信させてくれるあの安心感。平成、令和と時代が移り変わっても、私たちのテレビライフの特等席にはいつも彼らの音楽が寄り添ってくれています。

時代が変わっても、作品のクオリティがどうであれ(笑)、ドラマの世界観に極上の彩りを添えてくれるスピッツの楽曲たち。

次は一体どんな作品で、私たちの耳と心をワクワクさせてくれるのでしょうか?これからも「ドラマ×スピッツ」の神タイアップを楽しみに、毎クールしっかりテレビの前で待機しましょう!

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ぽんちゃん

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