2026年4月期ドラマ満足度ランキング!本当に面白かった春ドラマ1位は?

第7位:サバ缶、宇宙へ行く

  • 主演: 北村匠海
  • 期待度: 4位
  • 視聴率: 3.7%(11位)

「月9枠で歴代最低の数字」なんて数字の面ばかりが叩かれていますが、中身はものすごく丁寧に作られていて、個人的にはとても好印象でした!

実話をベースにしている以上、全体的に落ち着いた地味なトーンになるのは想定内。現実ではドラマチックな展開なんて、そうそう起こらないので。そのため「1週間が待ち遠しくてワクワクが止まらない!」というようなエンタメ的な爆発力こそありませんでしたが、だからこそ嘘がなくて、じわじわと胸に響く良いドラマでしたね。

何より役者陣のアンサンブルが素晴らしかった!北村匠海くん、出口夏希ちゃん、黒崎煌代くんの瑞々しいメイン陣の演技はもちろんですが、脇を固める役者さんたちも良い味を出していましたよね。神木隆之介くんやソニンさんの存在感が作品のリアリティをさらに底上げしてくれていた気がします。

外野の野次馬的な数字の評価だけで切り捨てられるにはあまりにも惜しい、制作陣の誠実さが伝わってくる隠れた名作です。

第8位:LOVED ONE

  • 主演: ディーン・フジオカ
  • 期待度: 12位
  • 視聴率: 3.1%(14位)

視聴率は14位と大苦戦してしまいましたが、満足度的には健闘の第8位!事前の予想以上に面白く、最後までしっかり楽しく完走できました。

やっぱり日本のドラマ界において「法医学ミステリー」というジャンルにハズレはありませんね。安定のクオリティで毎週グイグイ引っ張ってくれました。

そして何と言っても、主演のディーン・フジオカさん!最初から最後まで、ひたすらお顔が美しくて眼福。さらに、このドラマの見ごたえをグッと底上げしてくれていたのが、山口紗弥加さんと瀧内公美さんの実力派お二人。彼女たちが画面に出てくるだけでピリッと空気が引き締まります。

数字(視聴率)だけで判断して見逃すにはもったいない、満足度の高い一本でした!

第9位:エラー

  • 主演: 畑芽育 / 志田未来
  • 期待度: 7位
  • 視聴率: 3.0%(15位)

期待度7位から、最終的な満足度は9位という着地になりました。

視聴率は最下位(15位)でしたが、これに関してはまだそこまで世間に浸透しきっていない「馴染みがない枠(日22枠)」ということもあるので、しょうがないかなと思います。

中身は決して悪いドラマではなく、役者陣の演技も素晴らしかった!特に志田未来さんと畑芽育さんのコンビネーションが抜群で、お二人の息の合った掛け合いを見ているだけでも見応えがありました。

ただ、ストーリーの展開に関しては、正直ちょっともったいなかったかな……と感じてしまう部分も。 「自分の罪を言おうとするけれど、どうしても言えない……」という展開を、さすがに引っ張りすぎだった気がします。それが物語の核であり、重要な要素なのはよく分かるのですが、中盤は同じことの繰り返しになってしまっていて、「うーん、またか……」と足踏み感を覚えてしまったのが惜しいところ。

キャスト陣の相性がとても良かっただけに、脚本のテンポ感さえもう少し良ければ、もっと満足度も上がったかもしれないな、と思う一本でした!

第10位:タツキ先生は甘すぎる!

  • 主演: 町田啓太
  • 期待度: 9位
  • 視聴率: 4.4%(8位)

「不登校」という現代の重いテーマに正面から切り込んだ、その姿勢自体は素晴らしかったと思います。……が、いかんせん全体的に物足りない!

不登校って、そんな簡単に数話でサクッと解決するような問題じゃないですよね。全体的に描写が浅く、綺麗にまとめすぎてしまった印象が拭えません。「ドラマだし、現実のドロドロや希望のない展開ばかりは描けない」という大人の事情は分かりますが、もう一歩リアルに踏み込んでほしかったです。

でも、主演のまっちー(町田啓太さん)がとにかく終始イケメンだったので、画面は大変潤っていました。それだけで観る価値はあった……かな?

第11位:GIFT

  • 主演: 堤真一
  • 期待度: 1位
  • 視聴率: 7.6%(2位)

期待度1位の大本命、枠は信頼の日曜劇場、主演は堤真一。これだけ最高の要素が揃っておきながら、満足度11位という「悪い意味での大裏切り」を見せてくれたのがこの作品です。もう残念すぎて泣きたい……。

前半はテンポが悪くて離脱寸前。中盤からようやく盛り返したと思ったら、今度は要素を詰め込みすぎてごちゃごちゃの大迷走。とにかく色んな人に焦点を当てすぎたせいで、肝心の主人公の影が思いっきり薄くなっているのが致命的です。余計なサブストーリーをゴソッと省いて、メイン3人(本田響矢さん、有村架純さん、山田裕貴さん)にスポットを絞った方が面白くなったはず。

そして、なんと言っても山田くんが死ぬ展開には物申したい。正直、堤真一さんより主人公感があったのは完全に山田くんでしたよね?病気を乗り越えて勝利、の結末でよかったのでは……。そもそも主人公の「天文学者」という設定も全く生かされておらず、すべてが中途半端で薄いんですよね。

さらに、スポーツシーンはそこに至るまでの努力の過程があまり描かれていないからそこまで盛り上がらないし、挙句の果てに最終回でまさかの試合負け。メンタルやメンバー的にリアルといえばリアルですが、ドラマの最終回前にあれだけテンションを落された上で負ける姿を見せられても、全然泣けません。違う意味で涙が出ました。

作中に出てきた「なんのために生まれてきた?」「一緒にいてくれるだけでいい」という言葉が物語の核になるのなら、一緒に戦えなくても、せめて彼が生きている未来を描くべきだったのではないでしょうか。何から何まで噛み合わず、本当にガッカリな着地でした。

第12位:今夜、秘密のキッチンで

  • 主演: 木南晴夏
  • 期待度: 10位
  • 視聴率: 3.8%(10位)

期待度10位からも予想通り(?)の低空飛行となってしまいました。ファンタジーな設定でマイルドにコーティングされてはいましたが、冷静に現実で考えたらこれ「ただの不倫」なんだよなあ……。肉体関係がないからセーフとでも言いたいのでしょうが、観ていてなんだか終始モヤモヤが募る作品でした。

だいたい、そのファンタジー要素がいくら何でも雑すぎます!途中で別の人物の幽霊が出てきて2人の間を取り持ったりと、展開が都合良すぎ。お互いに連絡が取れなくなったら幽霊が伝達係になるって、さすがに脚本としてひどくないですか?そんな何でもありの飛び道具を使われたら、完全に白けてしまいます。

旦那がクズなのは大前提として、主人公のキャラクターも結構めんどくさい……。「悲劇のヒロイン」モードでずっとウジウジされるのが一番しんどい。どうせ不倫を描くなら、ドラマ『昼顔』の吉瀬美智子さんくらい潔く開き直って突っ走ってくれないと、観ているこちら側も応援はおろか共感すらできません。おかげで婚約者役の瀧本美織ちゃんがひたすら可哀想でした。

この大惨事の中で、唯一の救いは主演の木南晴夏さんの演技がやっぱり上手かったことと、高杉真宙くんがとにかくイケメンだったこと!本当にそれだけが救いというか、裏を返せば「それくらいしか魅力がない」ドラマでした。

第13位:10回切って倒れない木はない

  • 主演: 志尊淳
  • 期待度: 11位
  • 視聴率: 3.7%(11位)

こちらも期待度通り、まぁ〜〜〜見事なまでに全部が中途半端でした!

韓国ドラマあるあるの「財閥設定」なのにドロドロした愛憎劇感は一切なし。登場人物が(お母さん以外)みんな無駄に良い人ばかりなんです。おまけに恋愛ものなのに胸キュンもなければ、ライバル役(当て馬)も全然仕事をしなくてただの良い奴で終わる始末。

ストーリーに山も谷もなさすぎて、よくぞ最終回まで離脱しなかったな、と自分を盛大に褒めてあげたいレベルです。この作品はドラマとして楽しむというより、ただただ、志尊淳くんの綺麗な顔を拝むためだけの3ヶ月でした。

第14位:夫婦別姓刑事

  • 主演: 佐藤二朗 / 橋本愛
  • 期待度: 14位
  • 視聴率: 3.3%(13位)

事前のワースト級の懸念が見事に的中してしまいました。

まず引っかかったのがタイトルです。「夫婦別姓」と大々的に謳っているものの、フタを開けてみれば単に「同じ職場でバレたくないから」という理由で妻が旧姓を使っている程度。設定が甘すぎますし、世間で話題になっているワードだからと、とりあえずとってつけた感がプンプンします。

そして何より、キャラクターたちの設定へのモヤモヤが凄まじいです。妻を亡くした中年刑事が若い女性刑事と再婚する設定自体がそもそも受け入れられない上に、主人公は「殺された前妻のことをずっと引きずって犯人を追っている」という超シリアスな境遇のはず。それなのに、妻が殺されてわずか数年で再婚。その上、思春期の娘がその再婚にあっさり理解を示しているという展開も、ご都合主義すぎて……。

この致命的なモヤモヤが一切解消されないままストーリーが進んでいくので、観ていてずっと引っかかりっぱなしでした。まあ、ドラマだからと言われればそれまでですが。

さらに、前半は佐藤二朗さんのいつものギャグ(おもしろ演技)に振りすぎていたせいで、後半に急にシリアスな展開になってもこちらの感情移入が全く追いつきませんでした。

第15位:ボーダレス〜広域移動捜査隊〜

  • 主演: 土屋太鳳 / 佐藤勝利
  • 期待度: 対象外(事前の情報解禁が遅かったため)
  • 視聴率: 7.0%(3位)

ドラマの情報解禁が遅すぎたため、期待度ランキングには入れられなかった(対象外だった)本作ですが、最終的な満足度としてはまさかの最下位・リタイアという結果になってしまいました。

これに関してはもう、完全に好みの問題だとは思うのですが……とにかく役者陣のキャラクターや演技がどうしても受け入れられなかったのがすべてです。佐藤勝利くんの演技がどうにもこうにも私の肌に合わず、観ていて終始ソワソワ。さらに土屋太鳳ちゃんが演じる「サバサバ系女子」のキャラクターも、なんだか無理に作られている感じがしてしまってどうにも苦手でした……。

コンビを組む主演二人のどちらにも感情移入ができないとなると、流石に刑事ドラマとして観続けるのはキツいものがあります。3話まで「ここから面白くなるかも……」と必死に耐えて頑張ってみたものの、そこで限界を迎えてしまいました。

視聴率は7.0%で今期3位とかなり高いので、ハマる人にはバチッとハマる面白い作品だったのでしょうが、私にはどうしても無理でした!今期のドラマで唯一、途中で脱落してしまった一本です。

まとめ:なんだかんだで完走続出!実は見応えのある作品が多かった今期を振り返って

以上、今期のドラマ最終満足度ランキング・全15作品でした!

色々と細かい部分への文句や脚本へのツッコミもたくさん書きましたが、全体的な印象としては「なんだかんだ面白い作品が多かったな」というのが率直な感想です。

いつもなら途中で冷めてしまって、毎クールだいたい2〜3作品は当たり前のようにリタイア(脱落)していくのが私の定番なのですが、今期に関してはどうしても肌に合わなくて脱落したのはたったの1作品だけ!これって私の中ではものすごい快挙で、それだけ最後まで惹きつけられる見応えのあるクールだったんだなと実感しています。

ただ、完走率が高かった一方で、とにかく「事前の期待度と、実際の満足度のギャップ」が激しすぎるクールでもありました。

期待度1位で「これは間違いない!」と確信していた『GIFT』がまさかの11位まで大暴落して大迷走の着地を見せる一方、事前の期待度は低かったのに抜群の面白さで上位に食い込んできた『リボーン』のような大化け作品もあり、本当に最後まで何が起こるか分からないスリリングさがありました。

振り返ってみれば、「まっちーがイケメンだった」「高杉くんが眼福だった」「志尊淳くんの顔面拝んでた」と、役者陣の魅力と美しさに引っ張られてなんとか楽しく完走できたような作品も多かったですが(笑)、それも含めて毎週あれこれツッコミを入れながら観るドラマ時間はやっぱり最高でした!

不満を言えるのも、それだけ作品に熱中して観ていた証拠ですよね。さて、来期はどんな素晴らしい作品(あるいは最高の突っ込みがいのある作品)に出会えるでしょうか。今から楽しみに待ちたいと思います!

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ぽんちゃん

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