第8位:一次元の挿し木
- 期待度: 7位
- 視聴率: 3.8%(11位)
期待度7位、視聴率3.8%(11位)と、数字的には苦戦を強いられた今作。
ミステリアスで不穏なテーマにはすごく惹かれるものがあり、序盤の不気味な世界観と引き込み方は本当に面白かったんです!……ただ、途中からとにかく展開が遅くて話が進まないジレンマに直面。さらに、日曜の夜に観るには物語が「重い・暗い・怖い」の三重奏で、明日からの仕事に備えたい週末の終わりに観るにはダメージが大きすぎました。
ドラマの続きや設定が気になりすぎて途中で原作小説を買って読んだのですが、正直「圧倒的に小説の方が面白い……!」となってしまいまして……(笑)。小説ならではの密度の濃さと絶妙なサスペンス感が、ドラマの尺だとどうしても間延びしてしまった印象です。
とはいえ、キャスト陣の素晴らしさは大満足!主演から脇役まで全員が作品の重厚な世界観にハマっていて、誰一人浮くことなく最高の演技を見せてくれました。キャストが良いだけに、映像化のテンポ感と展開の遅さが実に惜しまれる作品でした。
第9位:Tokyo middle 30
- 期待度: 10位
- 視聴率: 2.8%(15位)
韓国や中国ドラマのリメイクは日本版だと失敗しがちな印象が強く、放送前から少し危惧していたのですが……数字的にはその予感が当たってしまう形になってしまいました。
とはいえ、観てみると普通に面白かった!35歳の東京で生きる3人の女性たちのリアルな日常や葛藤が描かれていて、年齢的にも近いこともあり、共感できるポイントがたくさん詰まっていました。
何よりキャスト陣が魅力的!仲里依紗さんのさすがの安定感と存在感はやっぱり大好きですし、のんさんもチャーミングで本当にかわいかったです……!
リメイクならではの難しさは見え隠れしたものの、等身大の女性たちのドラマとして最後まで楽しめた一作でした。
第10位:大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜Season2
- 期待度: 12位
- 視聴率: 7.7%(3位)
期待度12位から、視聴率7.7%(3位)と安定した数字を残し、シリーズものとしての地力の強さを見せてくれました。
1話完結のテンポの良い構成でとにかく観やすく、クオリティも間違いなく高い!事件のロジックや毎回の見せ場など、シリーズ通算での安定感は流石の一言ですし、安心して観られる「王道エンタメ」としての出来栄えは見事なのですが……。
……ごめんなさい、前作の時からどうしても個人的に“ハマりきれない”という謎の壁がありまして(涙)。普通に面白く観られるし、クオリティが高いのも分かるのに、なぜかエンジンがかかりきらないという、自分でももどかしい距離感を抱えたまま完走してしまいました。
作品としての完成度は高く、1話完結でスッキリ観られる良作であることは確実ですので、ハズレのない安定感を求めている方にはおすすめできるドラマです。
第11位:君の好きは無敵
- 期待度: 5位
- 視聴率: 4.4%(8位)
満足度第11位ですが、個人的に期待度からの落差という点では全作品中間違いなく一番大きかった作品。
TBS火曜ドラマ枠、主演は松本若菜さん、共演に今大注目の佐野勇斗くん、主題歌は星野源さん、さらに制作はあの『西園寺さんは家事をしない』チーム……!これだけの最強カードを揃え、「好き=無敵」というテーマ性まで完璧。放送前は期待で胸を躍らせていたのですが、まさかここまで噛み合わないとは……。例えるなら「最高級の豪華な食材をズラリと揃えたのに、出来上がった料理がびっくりするほど美味しくない」というレベルのショックでした。
お仕事ドラマとしてのリアリティや深みは浅く、火曜ドラマの醍醐味であるはずの恋愛のキュン描写も不完全燃焼で、観ていて終始勿体なさに頭を抱えてしまいました。大好きな松本若菜さんが出演されているからこそ気合いで最後まで観届けましたが、正直途中で離脱しそうになるレベル。この枠として過去最低視聴率を記録してしまったのも、正直納得と言わざるを得ません。
キャストも主題歌もよかったからこそ、消化不良感が本当に悔しい……!素材のポテンシャルを活かしきれなかった悲しき一作となってしまいました。
第12位:ブラックトリック~裁きを操る弁護人~
- 期待度: 15位
- 視聴率: 4.4%(8位)
期待度は全作品の中で一番低い15位でしたが、実際に観てみたらそこそこ面白かった作品!
ただ、第1話の放送時はGACKTさんの声がとにかく聞き取りにくくて、日本のドラマで初めて字幕をつけて観るという初体験をしました(笑)。(※第2話からはしっかり改善されたので一安心!)
ワンクールずっとGACKTさんがドカンと主演で出続けたら途中で「お腹いっぱい……」と胃もたれしてしまう予感がすごかったのですが、蓋を開けてみたらそこまで出番が多くなく、志田未来ちゃんの方がずっと出ていた印象。「ここぞという時のGACKT」という贅沢なポジションだったため、重たさを感じずに最後まで楽しめました。むしろ回を追うごとに、彼が演じる“浦真鷲さん”がなんだか可愛く見えてくるから不思議です(笑)。
ラスボスが北村一輝さんという配役もバチッとハマっていて、期待度より満足度の高かった一作でした。
第13位:GTO
- 期待度: 14位
- 視聴率: 4.1%(10位)
期待度14位とあまり期待していなかったのですが、正直なところその期待通りというか、終始低空飛行のまま駆け抜けてしまった印象です。
ただ、第1話の冒頭で松嶋菜々子さんと反町隆史さんのリアル共演を拝めた瞬間が一番盛り上がりましたし、オープニングも熱すぎました!
渋みが増した50代の鬼塚もすごく格好良いのですが、今の時代に鬼塚先生の破天荒なノリは少し合わないのかな……と感じてしまう部分も。あとは生徒役が全体的にちょっと地味で演技面でも物足りなさが残ってしまった点や、物語で描かれたマスゲームの演出が個人的にしっくりこなかったのも惜しいところ。(伝えたい魅力は分かったのですが、「もっと他に見せ方があったのでは……?」と思ってしまったり)。
第1話冒頭の最高な熱量があっただけに、全体としては少し不完全燃焼な第13位となりました。
第14位:ラストノート
- 期待度: 11位
- 視聴率: 3.5%(12位)
今回、残念ながら最下位の第14位となってしまったのは『ラストノート』。
前半はフジテレビの木曜劇場らしく、クズな父親や一癖あるヤバい親友など、ドロドロとした人間関係が繰り広げられていて面白かったんです!49歳女性と30歳男性という大きな年の差恋愛の軸も、内田有紀さんの圧倒的な美しさと若々しさのおかげで、何の違和感もなくお似合いに見えました。
……が、物語の途中から急激に失速。なぜか登場人物たちを全員「良い人」の方向へ強引にまとめようとした結果、作品特有の毒気や引き締まった面白さが一気に消えてしまいました。さらに、相手役である寺西拓人さん演じる30歳男性の魅力がどうにも伝わってこず、「主人公は彼のどこにそこまで惹かれたんだろう……?」と最後まで首をかしげてしまう展開に。
それでも頑張って観続けていたのですが、最終回があまりにも雑すぎてショックを受けました。メインカップルが単なる面倒くさい人たちとなってしまい、なぜかサブカップルにキュンとするという謎展開……(涙)。ここまで見届けてきた身としては、「頑張って観てきたのにそれはないよ〜!」と脱力してしまいました。
結論としては、「とにかく内田有紀さんがどこまでも綺麗だった!」の一言に尽きる一作でした。
まとめ:文句を言いつつも全作品完走!ギャップだらけで目が離せなかったシーズン
以上、2026年夏ドラマの満足度ランキングでした!
色々と細かい部分への文句や脚本へのツッコミもたくさん書きましたが、全体的な印象としては「なんだかんだ文句を言いながらも楽しませてもらったな」というのが率直な感想です。
あーだこーだ言いながらも途中で投げることなく全作品しっかり完走!これってドラマオタクとしてはやっぱり嬉しいことですし、それだけ毎週ツッコミがいのある見応えに溢れていたんだなと実感しています。
ただ、とにかく「放送前の期待度と、実際の満足度のギャップ」が激しすぎるシーズンでもありました。
期待度高めで豪華な素材とスタッフが揃っていたのに大暴落となった『君の好きは無敵』のような悲しきショック作もあれば、期待以上の展開で見事な大化けを見せてくれた『マイ・フィクション』のような嬉しい裏切りもあり、最後まで何が起こるか分からないスリリングさがありました。
まあ、文句や不満を言えるのも、それだけ作品に熱中して観ていた証拠ですよね。
さて、来期はどんな素晴らしい作品(あるいは最高のツッコミがいのある作品)に出会えるでしょうか。今から楽しみに待ちたいと思います!

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