白い恋人達/桑田佳祐
第5位は桑田佳祐の「白い恋人達」。
人気ロックバンド・サザンオールスターズのボーカル桑田佳祐の7枚目のソロシングル曲で2001年10月24日に発売されました。コカ・コーラのCMソングとして知られています。
累計売上123万枚を超える大ヒットを記録し、冬の定番ソングとなりました。
勝手な解釈ですが、この曲は冬に失恋した人たちを慰める、ある意味応援歌のような歌だと思っています。
失恋しちゃって悲しいけど、きっと素敵な人が現れるから、心折れずに希望を持って頑張ろうというような感じですね。
この曲の作詞は桑田さん本人が手掛けているのですが、いつものおふざけはなく、かなり真面目な素敵な歌詞だと思います。聴いているだけで情景が思い浮かびます。
ちなみに、曲のタイトルの「白い恋人達」は北海道の有名なお菓子“白い恋人”に関係しているという話もありますが、実際はフランス映画「白い恋人たち」が元ネタのようです。
ただ…逢いたくて/EXILE
第4位はEXILEの「ただ…逢いたくて」。
2001年にデビューしたEXILEの19枚目のシングルで2005年12月14日に発売されました。
累計売上56万枚を超える大ヒットを記録し、2006年のオリコン年間ランキング6位を獲得しています。
2013年に発売された「EXILE PRIDE」という曲がミリオンを達成するまでは、この曲がEXILEの歴代売上ナンバー1でした。
曲の解釈は難しいのですが、当時のミュージックビデオを見る限りでは不慮の事故で彼女を亡くした男性の心情を歌っていると思います。
ただの失恋ソングにも思えますが、ミュージックビデオではそのようなストーリーが描かれています。
実はこの曲はEXILEの初代ボーカルであるSHUNこと清木場俊介さんが作詞を手掛けており、実体験ではないもののこういうこともあるだろうと想像しながら歌詞を書いたそうです。
また、ダンスのイメージが強いEXILEがボーカルのATSUSHIとSHUNの歌唱力だけで勝負しようと思って制作した曲のようです。
その思惑がバッチリ当たり、この曲は大ヒットを記録しましたね。
歌詞に冬の情景は出てこないのですが、発売されたのが12月ということで、冬の定番ラブソングとして愛されています。やっぱりATSUSHIとSHUNのハーモニーは最高です。
ちなみに、EXILEにはもう1曲「Lovers Again」という冬のラブソングがあります。こちらも人気ですが、私はやっぱり「ただ…逢いたくて」の方が好きです。
Everything/MISIA
第3位はMISIAの「Everything」。
1998年にデビューしたMISIAの7枚目のシングルで2000年10月25日に発売されました。
最高視聴率34.2%を記録した松嶋菜々子主演のドラマ「やまとなでしこ」の主題歌として知られていますね。
累計売上180万枚を超える大ヒットを記録し、歴代シングルCD売上ランキングTOP30に入っています(2000年以降に発売された楽曲では第5位)。
この曲の解釈はとても難しく、女性の切ない恋心を歌っているのは確かなのですが、捉え方は人それぞれです。片想い中だとか、恋人同士だけど上手くいっていないとか、中には不倫ソングだなんて声もあります。
私は“恋人が昔の彼女に未練がある”という設定が一番しっくりきます。
会いたくても会えない寂しさから昔の彼女と楽しそうにしている彼の姿を思い出してしまう。「もうアイツのことは忘れたよ」なんて優しい嘘はいらない。過去を見ないで私だけを見て。私が欲しいのはあなただけ。あなたは私の全てなの。…みたいな感じですかね。
この曲も歌詞に冬の情景は出てきませんが、10月に発売された曲でミュージックビデオに雪のシーンが多いため冬の定番ソングとして定着していますね。毎年聴きたくなる名曲です。
クリスマスソング/backnumber
第2位はbacknumberのクリスマスソング。
2011年にメジャーデビューしたbacknumberの14枚目のシングルで2015年11月18日に発売されました。石原さとみ主演のドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」の主題歌ですね。
この曲は昨年発売されたばかりなのですが、既にクリスマスソングの定番曲として人気を獲得しています。毎年数々のクリスマスソングが登場しますが、なかなか定着するものってありませんよね。ランキング上位は古い曲ばかりです。
ただ、そんな中で新たな定番ソングになっているのが、この「クリスマスソング」です。
勝手な解釈ですが、この曲も片想いしているヘタレ系男子の気持ちを歌っています。
クリスマスが近づいてくると無意識に「恋人作らなきゃー」という気分になりますよね。そんな雰囲気にのまれちゃってるヘタレ系男子の恋の歌ですね。
もうね、歌詞を見るだけで、そのヘタレ系男子の姿がリアルに想像できちゃいます。
寒い季節になると必ず聴きたくなる名曲です。
WINTER SONG/DREAMS COME TRUE
第1位はDREAMS COME TRUEの「WINTER SONG」。
1989年にデビューしたDREAMS COME TRUEの14枚目のシングルで1994年1月7日に発売されました。
トム・ハンクスとメグ・ライアンの共演で話題となった映画「めぐり逢えたら」の主題歌として知られていますね。
実はこの曲は1990年に発売された8枚目シングル「雪のクリスマス」の英語版です。
ただ、「雪のクリスマス」と「WINTER SONG」では歌詞の解釈が違います。
同じだという意見もあるのですが、私の中では「雪のクリスマス」は片想い、「WINTER SONG」は失恋をテーマにした歌詞だと思っています。
「雪のクリスマス」は純粋に一途に好きな人を想う気持ちが伝わってきます。
雪が降ってきて綺麗だからあなたにも見せたい。私の目に見えているもの全てをあなたにも見せたい。あなたが他の誰と居ても。…という感じです。
それに対して「WINTER SONG」の方は英語の歌詞を和訳すると失恋ソングのように捉えることが出来ます。
「二人で歩いた道を雪が覆い尽くす」「もう同じ時を重ねるなんてできない」「あなたは今どこ?」のように別れを匂わせるニュアンスがあります。
そのため、「WINTER SONG」の方がより切なさを感じます。
かなり前に発売された楽曲ですが、寒い季節になるとやっぱりこの曲が聴きたくなります。
冬に聴きたい切ないラブソングまとめ
いかがでしたか?今回は冬になると聴きたくなる切ないラブソングをランキング形式でお届けしました。
寒い季節になると何故か切ない曲が聴きたくなりますよね。
backnumberの「クリスマスソング」の歌詞にもありますが、きっと雰囲気にのまれちゃうんだと思います。キラキラと煌めく街のせいです、きっと。
最近はクリスマスが近付いてきても「子供たちのプレゼント何にしようかな~?」くらいしか考えることがありませんが、今回ランキングを作成してみて昔はもっとソワソワドキドキしていたな~と懐かしくなりました。
ちなみに、ランキングを見て気付いている人も多いと思うのですが、私は最近backnumberが大好きです。アラサーですが、backnumberのラブソング最高です。
よく“若者に人気”と言われているのでちょっと恥ずかしかったのですが、よくよく調べたらメンバーと同世代(私のがちょい下)だったので安心してファンになりました。
これからも素敵な冬のラブソングを期待したいと思います。
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