STARTO ENTERTAINMENT所属のアイドルグループ・timeleszの猪俣周杜さんが逮捕されるというショッキングなニュースが世間を騒がせていますね。しかも報じられているところによると、事件のわずか3日前に新作映画の撮影を終えたばかり(クランクアップしたばかり)だったのだとか……!
ベテラン俳優が主演で朝ドラヒロインも出演する大手配給の注目作らしいのですが、撮影が終わった直後の不祥事とあって、関係各所は対応に追われて大混乱しているようです。シーンカットなのか、代役を立てて急遽撮り直すのか……「映画は一体どうなっちゃうの!?」とファンや世間の注目が集まっています。
そこで、「他にも撮影後(または撮影中)にキャストの不祥事が起きちゃった映画やドラマって、過去にどんな作品があったんだろう…?」と気になって詳しく調べてみました!
調べてみると、その後の対応は制作陣や配給会社の決断によって、完全に「3つの運命」に分かれていることが分かったんです。
- 「作品に罪はない!」とそのまま押し切った【ノーカット強行公開】
- 巨額の費用と血の滲む努力でキャストを替えた【緊急撮り直し】
- 二度と日の目を見ることなく封印された【完全お蔵入り】
今回は、撮影後に発覚した不祥事で現場がパニックになり、業界と世論を激震させた衝撃作品をランキング形式でご紹介します!
撮影後に不祥事発覚で強行公開・撮り直し・お蔵入りした衝撃ドラマ・映画ランキングTOP12
12位:24時間テレビ ドラマ『盲目のヨシノリ先生』
放送日:2016年8月27日(日本テレビ系)
第12位は、2016年の『24時間テレビ39』内で放送された加藤シゲアキさん主演のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』。
不慮の事故で視力を失った中学校教師が、絶望の淵から家族や周りの人々に支えられて再び教壇を目指す実話をもとにした感動のストーリーです。加藤シゲアキさん渾身の熱演もあって大きな注目を集めていたのですが……放送直前、ドラマの裏側で前代未聞の超ドタバタ劇が発生してしまいました。
状況:放送わずか4日前に主要キャストが逮捕!
事件が起きたのは、なんと放送のわずか4日前(8月23日)のこと。主人公の同僚であり、物語でも重要な役割を果たす先輩教師役で出演していた高畑裕太さんが、女性への暴行容疑で突如逮捕されてしまったのです。
ドラマはすでに全編の撮影も編集も終わり、あとは放送を待つだけの最終段階。「今から差し替えなんて物理的に不可能なのでは…」と放送中止すら噂される絶体絶命のピンチに陥りました。
対応:代役を立てて「徹夜の撮り直し」!放送当日に奇跡の完成
制作陣が取った対応は、代役を立てての超突貫・再撮影でした。
急遽、代役に抜擢されたのは主演と同じNEWSのメンバー・小山慶一郎さん。放送3日前の夜から不眠不休で出演シーンの再撮影と突貫編集が行われ、なんと放送当日の朝に奇跡的に差し替え版が完成!テレビ史に残る驚異のスクランブル対応で、無事に予定通りの放送をやり切りました。
11位:映画『いのちの停車場』
公開日:2021年5月21日(東映)
第11位は、大女優・吉永小百合さんが主演を務め、松坂桃李さんや広瀬すずさんら豪華キャストが集結した感動の医療ヒューマンドラマ映画『いのちの停車場』。
在宅医療の現場を舞台に、患者やその家族と向き合いながら「命の尊さ」を描く温かいストーリーで、公開前から大きな話題を集めていたのですが……完成直前、映画のテーマを揺るがす衝撃のニュースが飛び込んできました。
状況:撮影完了後、キーマン演じる主要キャストが逮捕!
事件が起きたのは、全編の撮影がすべて終わっていた2020年9月のこと。脊髄損傷の四肢麻痺を患ったIT会社社長役として出演していた伊勢谷友介さんが、大麻取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されてしまったのです。
映画のテーマが「命」や「医療」という非常にセンシティブな内容だっただけに、世間やメディアからは「このテーマで不祥事を起こしたキャストを残すのはマズいのでは…」「再撮影するべきでは?」と激しい議論が巻き起こりました。
対応:「作品を守る」決断!カットなしのノーカット強行公開
配給会社の東映と主演の吉永小百合さんらが協議を重ねた結果、出した結論は「再撮影も編集もせず、そのままノーカットで公開する」というものでした。
記者会見では「作品に罪はない」「映画は1人のものではなく、数百人のスタッフ・キャストの努力の結晶である」という強い思いが語られ、代役を立てることなく予定通りの日程で劇場公開を敢行。
ただし、宣伝面では相応の配慮がなされており、公式サイトやポスターなどのキャスト紹介欄から伊勢谷さんの写真が記載されない形での展開となりました。本編を守りつつもギリギリの対応を行った、映画界における「作品と個人の罪は別」という議論を大きく加速させるきっかけとなった一作です。
10位:ドラマ『19番目のカルテ』
放送日:2025年7月期(TBS系)
第10位は、18の専門診療科でカバーしきれない病気や不調に寄り添う「総合診療医」の世界を描いた松本潤さん主演の医療ヒューマンドラマ『19番目のカルテ』。
患者の言葉に耳を傾け、隠れた病因を解き明かしていく感動的なストーリーで注目を集めていた作品ですが、物語がいよいよクライマックスに向かう終盤、誰も予想していなかった衝撃のニュースが駆け巡りました。
状況:物語の佳境!最終話を前にレギュラーキャストが逮捕
事件が起きたのは、ドラマの放送も残すところあとわずかとなっていた2025年9月3日のこと。主人公たちの同僚である内科専攻医・鹿山慶太役として第1話からレギュラー出演していた清水尋也さんが、麻薬取締法違反の疑いで警察に逮捕されてしまったのです。
清水さん演じる鹿山は、熱血な同期とは対照的に冷淡ながらも重要な役割を担うメインキャストの一人。最終話の放送を目前に控えたクライマックス直前での突然の逮捕劇に、現場はパニック状態に陥りました。
対応:代役なし!出演シーンを「全カット」して緊急再編集
最終話の放送まで時間がなく、代役を立てて再撮影する余裕も物理的に不可能な状況だったため、制作陣は「清水さんの出演シーンをすべてカットして再編集する」という苦渋の決断を下しました。
急遽行われた突貫の編集作業により、最終話では鹿山の登場シーンを完全に削り落とした状態で放送を実施。物語のキーマンでもあっただけにストーリーへの影響が心配されましたが、違和感を最小限に抑えた奇跡的な編集でなんとか最終回まで走り切った、緊張感あふれる対応劇となりました。
9位:ドラマ『六本木クラス』
放送期間:2022年7月期(テレビ朝日系)
第9位は、世界的人気を博した韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイクとして大きな話題を呼び、竹内涼真さん主演で制作されたテレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』。
主人公の前に立ちはだかる巨大外食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂役を香川照之さんが圧倒的な威厳と怪演で演じ、物語もいよいよクライマックスへと向かう最高の盛り上がりを見せていました。しかし、放送期間が後半に差し掛かったタイミングで、芸能界を揺るがす衝撃の報道が飛び出します。
状況:物語もクライマックス!放送期間真っ最中に過去の不祥事が発覚
事件が報じられたのは、ドラマの放送が後半戦に突入していた2022年8月のこと。『週刊新潮』および『デイリー新潮』により、2019年に銀座の飲食店(クラブ)で香川さんが女性ホステスに対して性加害を行っていた事案や、それに伴う損害賠償訴訟の訴状内容が突如としてスクープされたのです。
香川さん本人が事実関係を認めて謝罪する事態となりましたが、作品内では主人公の因縁の相手であり、物語の「最大の敵」という代わりの効かない最重要ポジション。クライマックスに向けた緊迫した展開の真っ只中だったこともあり、視聴者やメディア関係者に大きなショックを与えました。
対応:テレ朝は公式声明を出し「放送継続」を決断!一方で各社は一斉降板
テレビ朝日側は、被害者側との訴訟がすでに取り下げられていることや、香川さん本人が深い反省と謝罪を行い相手方から許しを得ている状況を踏まえ、「総合的に判断して番組の収録・放送を継続する」と正式発表。降板や差し替えを行わず、作品を最後まで走り切る決断を下しました。
しかし、作品の外での影響は凄まじいものでした。情報番組『THE TIME,』(TBS系)からの降板が発表されたほか、トヨタ自動車の「トヨタイムズ」をはじめとする主要各社のTVCMが即座に放映見合わせ・契約終了へ。劇中での続投と画面外での怒涛の「一斉降板」という、非常に明暗が分かれる対応劇となりました。
8位:ドラマ『正直不動産』
放送期間:2022年4月期(NHK総合)
第8位は、山下智久さんがNHKドラマ初主演を務め、嘘のつけない不動産営業マンの奮闘を描いて大ヒットを記録した人気ドラマ『正直不動産』。
NHK新年度の「ドラマ10」枠の目玉作品として大きな注目と期待を集めていましたが、初回放送まであとわずか「8日」という極限のタイミングで、主要キャストをめぐるスキャンダルが発覚します。
状況:初回放送まであと8日!主人公の上司役に激震の性加害報道
事態が起きたのは、初回放送(4月5日)を目前に控えた2022年3月28日のこと。 主人公・永瀬財地の上司である課長・瀬戸役として起用されていた木下ほうかさんに、複数の女性に対する性加害疑惑が週刊誌などで報じられたのです。木下さん本人が事実関係を認めて芸能活動休止を発表し、即座に番組を降板することとなりました。
すでに撮影は大部分が終わっており、主人公の直属の上司という劇中でも登場回数の多いキーマン。放送開始まで1週間余りという絶体絶命のスケジュールの中、現場はパニック状態に陥りました。
対応:代役なしの強行突破!「存在を全消去」した執念の神編集
NHKが下した決断は、代役を立てて再撮影するのではなく、「木下さんの登場シーンをすべてカットし、瀬戸課長が存在しない形で予定通り放送する」という異例の編集対応でした。
出演シーンの単純カットだけでなく、画角の調整やカット割りの工夫を極限まで駆使し、木下さんの姿や声を画面上から完全に消去。ストーリー展開に破綻をきたすことなく、予定通りの日程で初回放送へと漕ぎ着けました。
違和感を一切感じさせない制作陣の執念とも言える「神編集」は視聴者の間でも大きな話題となり、作品自体も大ヒット。後にスペシャルドラマやシーズン2が制作されるほどの人気シリーズへと昇華する見事な逆転劇となりました。
7位:映画『とんかつDJアゲ太郎』
公開日:2020年10月30日(ワーナー・ブラザース映画)
第7位は、北村匠海さん主演、人気WEB漫画を実写映画化して話題を呼んだ青春コメディ映画『とんかつDJアゲ太郎』。
老舗とんかつ屋の跡取り息子が「とんかつ揚げ」と「DJプレイ」の共通点に気づき、一人前を目指して奮闘する異色のストーリー。コロナ禍による公開延期を乗り越え、ようやく封切りを迎えようとしたその直前、映画界の歴史に残る前代未聞の事態が発生します。
状況:公開直前に重要キャストが相次いで逮捕!Wの激震事件
事態が動き出したのは、公開約1ヶ月前にあたる2020年9月8日。作中で主人公に影響を与えるキーマンを演じた伊勢谷友介さんが、大麻所持の容疑で逮捕されたのです。
これだけでも現場は対応に追われましたが、本当の衝撃はさらなる直前に訪れます。なんと公開前日の10月29日、主人公の最大のライバルDJ役を演じた伊藤健太郎さんが、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)および道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で警視庁に逮捕されたのです。
すでに完成披露試写会も終え、公開まで24時間を切ったタイミングでの主要キャストの逮捕。あまりのタイミングの悪さに「公開再延期は免れないのでは…」と業界内は騒然となりました。
対応:舞台挨拶は大パニックも…ノーカットで「予定通り公開」を断行
配給のワーナー・ブラザース映画と製作委員会は、緊急で協議を重ねた末、「差し替えも再延期もせず、予定通り10月30日にノーカット公開する」という決断を下しました。
映画館での舞台挨拶の登壇者変更や、直前のテレビ出演差し替えなど裏方は極限の大混乱を極めましたが、「作品を楽しみにしてくれている観客のために届ける」という判断のもと、そのまま劇場公開へと踏み切ることになりました。
6位:大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』
放送期間:2019年(NHK)
第6位は、宮藤官九郎さんが脚本を手掛け、中村勘九郎さんと阿部サダヲさんのW主演で日本のオリンピックの歴史を描いたNHK大河ドラマ第58作『いだてん〜東京オリムピック噺〜』。
豪華キャストと斬新な演出で熱い支持を集めていた本作ですが、物語が本格的に動き出していた放送期間の真っ只中、作品の足元を揺るがす大事件が発生します。
状況:放送期間の真っ最中!レギュラーキャストが逮捕される緊急事態
事件が起きたのは、ドラマの放送が順調に進んでいた2019年3月12日のこと。主人公・金栗四三を支える足袋職人・黒坂辛作役としてレギュラー出演していたピエール瀧さんが、麻薬取締法違反(コカイン使用)の容疑で逮捕されてしまったのです。
すでに放送済みの第1回〜第10回への登場はもちろん、今後の物語でも重要人物だったため現場は大混乱。NHKオンデマンドでの該当回の配信停止や直近の再放送カットなどの緊急対応に追われ、制作現場は今後の放送継続に向けた極めて厳しい判断を迫られることになりました。
対応:代役・三宅弘城へのバトンタッチ!怒涛の「全編再撮影」で走り切る
NHKが下した決断は、「瀧さんを即座に降板させ、代役を立てて出演シーンをすべて撮り直す」という徹底したスクランブル対応でした。
代役には実力派俳優の三宅弘城さんが緊急抜擢。過密スケジュールの中、これから放送する回はもちろん、すでに撮影を終えていた未放送分や過去のダイジェスト映像に至るまで、怒涛のスピードで撮り直しが敢行されました。三宅さんの見事な熱演により違和感なくバトンが引き継がれ、無事に全話の放送を走り切った異例の対応劇となりました。
補足:被害総額30億円とも…逮捕で影響を受けた主な作品・コンテンツ
瀧さんの逮捕に伴い、同時期に展開されていた他の数々の作品や番組も凄まじい対応に追われました。
- ゲーム『JUDGE EYES:死神の遺言』(セガ):出荷・販売が即座に自粛停止。瀧さんをモデルにした3Dモデルと音声を田中美央さんに丸ごと差し替えて再販。
- 映画『アナと雪の女王』シリーズ(ディズニー):オラフ役の日本語吹き替えを降板。武内駿輔さんが後任となり、過去作・新作ともに声を全差し替え。
- 映画『居眠り磐音』(松竹):公開2ヶ月前での降板。奥田瑛二さんを代役に立てて怒涛のスクランブル再撮影を敢行し、延期なしで公開。
- 映画『麻雀放浪記2020』(東映):白石和彌監督と東映が緊急会見を行い、「作品に罪はない」としてカットなしのノーカット強行公開を実施。
- バラエティ『ピエール瀧のしょんないTV』など:冠番組の打ち切りをはじめ、ラジオ『たまむすび』の降板、電気グルーヴのCD回収・配信停止・ツアー中止など各所で多大な影響が発生。


コメント