他人の不幸は蜜の味？ドロドロの不倫ドラマ名作ランキングTOP10！

『昼顔』『あなたのことはそれほど』『奪い愛、冬』など、ここ数年は不倫を題材にしたドラマに注目が集まっています。

ゲス不倫で休業に追い込まれたタレントのベッキーさんのように不倫に対する世間の目は厳しいですが、ドラマはまた別の話ですよね～。

他人の不幸は蜜の味とはよく言ったもので、ドロドロとした展開だったり登場人物が狂気じみている作品の方が注目を集めています。

不倫ドラマ自体に嫌悪感を抱く方もいると思いますが、あくまでもフィクションですからね。私は娯楽作品として楽しんでいます。

さて、そんなこんなで今回は不倫を題材にしたドラマの名作ランキングをお届けします。

ドロドロのドラマが大好物な管理人が独断と偏見で選んだ不倫ドラマおすすめナンバー1の作品とは？

不倫ドラマ名作ランキング

10位：SWEET SEASON（スウィートシーズン）

第10位は『SWEET SEASON（スウィートシーズン）』。

1998年1月期にTBS系で放送されたドラマで松嶋菜々子さんの民放連ドラ初主演作です。

松嶋菜々子さんが演じたのは旅行会社に勤めるごく普通のOL。かつて不倫していた父親を恨んでいたけれど、自分も同じように会社の上司と不倫してしまうというストーリー展開です。

このドラマはオーソドックスな不倫ドラマだと思います。

椎名桔平さん演じる会社の上司と不倫関係になってしまうのですが、奥さんに出張と嘘を吐いて旅行に行くなど“不倫あるある”が満載です。

で、不倫する女性って「早く奥さんと別れてよー！」「結婚してー！」みたいなめんどくさい系が多いと思うんですが、このドラマの主人公は我慢して尽くすタイプの女性。

不倫はダメだと分かっているのに好きで…みたいな。「別れましょう。もっと好きになっちゃう」って台詞があるんですが、そんなこと言われたら別れたくないですよねー。男心を掴むのが上手くて勉強になります。（え？勉強？w）

そんな控えめな主人公とは反対に不倫に気付いた奥さんは嫉妬でメラメラ。ヒステリーを起こしちゃって旦那さんの心はますます離れていっちゃいます。

まあ、途中で不倫相手が記憶喪失になったり父親の隠し子が登場したりという展開もありますが、基本的にはオーソドックスな不倫ドラマだと思います。

サザンが歌う主題歌「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」もドラマにハマってて最高です。

取り敢えず、菜々子さんがめちゃくちゃ可愛いので、それだけでも観る価値アリ。

9位：ガラスの家

第9位は『ガラスの家』。

2013年にNHKのドラマ10枠で放送された連続ドラマで、「セカンドバージン」の脚本家として知られている大石静さんが脚本を手掛けた作品です。

井川遥さんの連ドラ初主演作でもありますね。

このドラマで井川遥さんが演じたのは後妻。事故で妻を亡くしてから男手一つで二人の息子を育ててきた男性と恋に落ちて結婚する女性です。

そして、そんな主人公と恋に落ちるのが、なんと息子。斎藤工さん演じる長男です。

という訳で、このドラマは普通の不倫ドラマとは違って、実の親子（父親と息子）が一人の女性を巡って争います。

まあ、不倫ドラマの見所は妻と不倫相手の女性のバチバチのバトルですが、この作品で争うのは男性同士で、しかも実の親子ですからね～。なかなか面白いです。

一つ屋根の下で繰り広げられる男の嫉妬とか独占欲が上手く描かれてて見応えがあります。

あと、このドラマをオススメしたい一番の理由は主人公を演じた井川遥さんの美しさ。もうね、女性から見ても溜息が出ちゃうくらい色っぽくて綺麗です。

8位：不機嫌な果実

第8位は『不機嫌な果実』。

林真理子さんの小説の実写化作品で1997年と2016年に連続ドラマ化、そして1997年に映画化されています。

『不機嫌な果実』は2016年4月期に栗山千明さん主演で連ドラが放送されたばかりなので記憶に残っている方も多いと思いますが、私がオススメしたいのは1997年10月期に放送された石田ゆり子さん主演の連ドラの方です。

この作品の主人公はマザコン夫との結婚生活に不満があって、昔の恋人と浮気したり偶然出会った男性と恋に落ちたり、幸せを求めてフラフラする女性なのですが、それを石田ゆり子さんは可愛らしく演じています。

やってることは最低なのですが、憎めない可愛さがあるんですよね～。

あとは石田ゆり子さんは色気がある。かなり身体も張ってます。

その一方で、栗山千明さんの方は脚本のせいもあると思うんですが、打算的で薄っぺらくて可愛げがないんです。そして、残念ながら色気もありません。

という訳で、『不機嫌な果実』を観るなら断然1997年版をオススメします。

7位：水曜日の情事

第7位は『水曜日の情事』。

2001年10月期にフジテレビ系で放送された本木雅弘さん主演のドラマです。

この『水曜日の情事』で本木雅弘さんが演じたのは大手出版社に勤める編集者。結婚3年目の妻とは周囲も羨むおしどり夫婦だったけれど、妻の親友と不倫関係になってしまうという最低な男です。

で、そんな不倫男の奥さん役を演じたのが天海祐希さん。不倫相手の女性役を演じたのが石田ひかりさんです。

結構複雑な話なので説明するのが難しいのですが、ザックリまとめると高校時代に男を取り合って疎遠になった親友同士が15年振りに再会して再び男を取り合うという展開です。

親友同士が一人の男を争うという設定だけあって、かなりドロドロの展開が楽しめます。

本木雅弘さんは女にだらしない男を演じるが上手いし、愛人役を演じた石田ひかりさんも魔性の女っぷりが最高でしたね～。

ちなみに、このドラマが好きな理由は“不倫だから楽しい”ということをきちんと描いているところ。

相手の家庭を壊してやっと内縁の妻の座を手に入れた石田ひかりさんが「もう一度あの人の愛人に戻りたい」というのが印象的でしたね～。

他人のものだから欲しくなる。自分のものになってしまうと途端につまらなくなる。そして、今度は自分が奪われる側になるんじゃないかという不安もある。

深いですね～。台詞一つ一つが心に刺さる作品です。

6位：不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜

第6位は『不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜』。

2006年7月期にフジテレビ系木曜劇場枠で放送された作品で、有吉佐和子さんの小説を実写化したドラマです。

この『不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜』は不倫される妻を米倉涼子さん、そして愛人となるクラブのママを松下由樹さんが演じています。

初めてこのキャストを見たときはかなり違和感がありました。どう考えても米倉涼子さんの方が愛人っぽいですよね～。

これまでに演じた役柄のイメージもありますし、米倉涼子さんみたいな美人な奥さんが家にいるのに松下由樹さんと浮気するかな？とか色々考えました。

まあ、でもそこは敢えての策略だったのかもしれませんね。美人は3日で飽きる的なヤツ。実際に綺麗な奥さんがいるのに浮気している男性いっぱいいますからね。

逆にリアリティーがあって良かったです。

そして、このドラマはタイトルに“ウーマンウォーズ”とあるように女同士のドロドロとした争いが見物です。

米倉涼子さんと松下由樹さんのバトル。当時はハラハラドキドキしながら観ていました。

ラストはちょっとモヤっとする感じですが、かなり面白いおすすめドラマです。