【雑学】何個読める?国名の難読漢字ランキング!由来と豆知識まとめ

【雑学】何個読める?国名の難読漢字ランキング!由来と豆知識まとめ

普段ニュースやテレビでよく耳にする世界の国々。カタカナで見慣れている名前も、いざ漢字で表記された途端に「これ、なんて読むの…?」とフリーズしてしまうことってありますよね。

伊太利(イタリア)や印度(インド)、仏蘭西(フランス)のようにパッと読める国名がある一方で、いわゆる難読と言われる国名も。

実は、国名の漢字表記には、中国語の発音をそのまま当てたものから、現地の言葉の意味をそのまま直訳したものまで、知れば知るほど深い歴史や奥深いストーリーが隠されています。

そこで今回は、漢字好きの管理人が「これは流石に難しすぎる…!」と唸った難読漢字の国名を、独断と偏見でランキングにまとめました!

大ヒットドラマ『VIVANT』で話題になったあの国から、知ると誰かに話したくなる意外な豆知識まで一挙にご紹介します。それではさっそく、第10位から見ていきましょう!

国名の難読漢字ランキングTOP10

第10位:阿塞拜疆

第10位の国名は……アゼルバイジャン!

大ヒットドラマ『VIVANT』で耳にして、名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。正直、前半2文字は馴染みのある漢字ですが、後半2文字は読み方も意味もさっぱり分かりませんでした……!

由来・豆知識:
漢字表記の「阿塞拜疆」は、中国語の発音(アーサイバイジアン)に合わせた音訳(当て字)です。後半の難読漢字はそれぞれ、「拜=拝む(はい)」「疆=国境・境目(きょう)」という意味を持っています。漢字の意味だけで強引に解釈しようとすると、「阿(おもねる)塞(ふさぐ)拜(おがむ)疆(さかい)」となり、「境界で祈りを捧げて塞ぐ……?」のような何だか厳かな雰囲気になりますよね。

実際の国名の由来としては、古代ペルシャ語で「火」と「守護者」を意味し、古くから地表から天然ガスや石油が湧き出て天然の炎が立ち上っていたことから「火の国」とも呼ばれています。首都バクーは世界最古級の巨大油田基地としても有名で、街には炎の形をした高層ビル「フレームタワー」がそびえ立つなど見どころも満載。文字通り「火の情熱」を秘めた、漢字の見た目も迫力満点な国です。

第9位:白耳義

第9位の国名は……ベルギー!

美味しいチョコレートやワッフル、そして美しい街並みで知られるヨーロッパの国ですね。「義」をギと読むのはそのままですが、白耳で「ベル」と読ませるのは難しすぎました……!

由来・豆知識:
漢字表記の「白耳義」も中国語の音訳(当て字)に由来しています。漢字の意味だけで強引に解釈しようとすると、「白い耳を持った正義の使者……?」のような、なんだか童話やファンタジーに出てくる生き物のような不思議な雰囲気になりますよね。

ちなみに「ベルギー」という国名は、古代ローマ時代にこの地域に住んでいたケルト系部族「ベルガエ族」に由来しています。彼らは「勇敢な人々」や「誇り高き人々」を意味し、あのユリウス・カエサルも『ガリア戦記』で「最も勇敢」と絶賛したほど。かわいらしい漢字の並びとは裏腹に、非常に力強い歴史を持った国です。

第8位:泥婆羅

第8位の国名は……ネパール!

世界最高峰のエベレストを擁し、ヒマラヤ山脈の雄大な大自然や神秘的な寺院で知られるアジアの国ですね。泥(どろ)と婆(ばあ)という強烈な漢字の字面に惑わされて、「ネパール」とは想像もできませんでした……!

由来・豆知識:
漢字表記の「泥婆羅」も古代の中国語の発音に合わせた音訳(当て字)に由来しています。(※現代では「尼泊爾」と書かれることも多いですが、日本の古い文献などではこの表記が見られます)漢字の意味だけで強引に解釈しようとすると、「泥沼の奥深くに佇む謎のおばあさん……?」のような、なんだか昔話や怪談に出てきそうな怪しげな雰囲気になりますよね。

実際の「ネパール」という国名の由来には諸説あり、古代カトマンズ盆地を守ったとされる聖者「ネ(Ne)」と、保護を意味する「パール(Pala)」が組み合わさったという聖者伝説や、蔵語(チベット語)で「羊毛の家」を意味する説などが知られています。泥やおばあさんとは全く関係ありませんが、神々が宿ると称されるヒマラヤの麓で、独自の美しい文化と歴史を紡いできた情緒あふれる国です。

第7位:象牙海岸

第7位の国名は……コートジボワール!

サッカー強豪国としても知られる西アフリカの国ですね。「象牙の海岸……!?」と漢字の意味があまりにもダイレクトすぎて、ファンタジー映画に出てくる伝説の地名か何かと思ってしまいました……!

由来・豆知識:
漢字表記の「象牙海岸」は、当て字ではなくフランス語の国名「Côte d’Ivoire(コート・ジボワール)」をそのまま日本語に直訳したものです。 文字通り、「象牙(ぞうげ)の海岸」を意味しています。これは大航海時代以降の15世紀に、ヨーロッパの商人たちが西アフリカ沿岸で盛んに象牙を交易していた歴史的な名残で、当時は交易品ごとに「黄金海岸(ガーナ)」「胡椒海岸(リベリア)」「奴隷海岸(ベナン)」などと呼ばれていました。

1985年に現地政府から「どの言語でも直訳せず『コートジボワール』と呼んでほしい」と要請があったため、現在ではカタカナ表記が一般的になりましたが、国名の裏にある歴史のドラマを今に伝える非常に珍しい漢字国名です。

ちなみに、ガーナ(加納)やリベリア(利比里亜)は独立する際に「植民地時代の呼び名は捨てよう!」と新しい国名を採用したため、その発音に合わせた音訳になりました。一方、コートジボワールは独立後も「象牙の海岸」をそのまま正式な国名として採用し続けたため、日本語でも直訳され続けたのです。

第6位:救世主国

第6位の国名は……エルサルバドル!

中米に位置し、美しい火山や有名なコーヒーの産地としても知られる国ですね。「救世主の国……!?」と意味で考えてしまったら全く思い浮かびませんでした……!

由来・豆知識:
漢字表記の「救世主国」は、当て字ではなく、スペイン語の国名「El Salvador(=救世主)」をそのまま日本語に直訳したものです。文字通り、「救世主(イエス・キリスト)の国」を意味しています。16世紀前半にこの地にやってきたスペインの探検家たちが、キリスト教の「救世主」にちなんで名付けたのが始まりです。

漢字の意味だけで解釈しようとすると、「世界を滅亡の危機から救うヒーローたちが集う国……?」のような、まるで聖なる国のように思えますが、実際の歴史を見ると、かつてはギャング問題が極めて深刻で、「戦争をしていない国の中で世界一治安が悪い(殺人発生率ワースト)」とまで言われるほど過酷な状況でした(※近年はギャング撲滅作戦によって治安が急速に改善しています)。「救世主の国」という神聖な漢字表記と、過酷な治安の歴史という強烈なギャップを知ると、一度聞いたら忘れられないインパクト抜群の国名です。

1 2
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。