他人の不幸は蜜の味？ドロドロの不倫ドラマ名作ランキングTOP10！

5位：昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜

第5位は『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』。

2014年7月期にフジテレビ系木曜劇場枠で放送された上戸彩さん主演のドラマです。

このドラマも初めてキャストを見たときは「上戸彩ちゃんが不倫か～」と多少違和感があったのですが、かなりハマってましたね。

あまり期待していなかったのですが、私も毎週楽しみに観ていました。

何かの記事で「昼顔」は女性向け、それも主婦向けに作られた作品だと書いてありましたが、その通りだと思います。

疑似体験っていうんですか？現実には出来ないからドラマで楽しむみたいな。

なので、男性目線で観るとあまり楽しめないドラマかもしれません。

ちなみに、最初は不倫を美化しているようなところもありましたが、後半からは「やっぱり不倫ってめんどくさいなー」「不倫はやめておこう」と感じる作品です。

不倫の怖さというか、不倫の先にあるものまできちんと描いているのがいいですね。周りを巻き込んで、みんな不幸にして、全てを失って終わるみたいな。

劇場版はまだ観れていないのでその後がどうなったのかは分かりませんが、歴代の名作に並ぶ面白いドラマだと思います。

4位：Age,35 恋しくて

第4位は『Age,35 恋しくて』。

1996年4月期にフジテレビ系木曜劇場枠で放送された中井貴一さん主演のドラマです。

このドラマで中井貴一さんが演じたのは食品会社の課長。社内恋愛の末に結婚した妻と双子の子供たちと温かい家庭を築いているが、実は同じ会社の女性社員と不倫関係を続けているという設定です。

そして、妻にバレそうになったので不倫相手に別れを切り出そうとしたら、なんと逆に妊娠していることを告げられてドロドロの泥沼に突入していきます。

で、後半は浮気された妻が久し振りに再会した昔の男に心が傾いていき、なんとW不倫に突入するという展開です。

まあ、でもW不倫ですが、そこまでドロドロはしていません。妻が発狂する～とか、愛人が暴走する～とかもあまりなかったような。不倫だけど純愛って感じでしょうか。

あと、この作品は曲がいい。ちょうどいいところでシャ乱Qさんの「いいわけ」が流れるのが最高に盛り上がります。

やっぱりドラマには音楽も大事だな～と改めて感じる作品です。

ちなみに、浮気された妻を演じたのは田中美佐子さん、愛人は瀬戸朝香さん、昔の男は椎名桔平さんです。

3位：セカンドバージン

第3位は『セカンドバージン』。

2010年10月期にNHKのドラマ10枠で放送された鈴木京香さん主演のドラマで、2011年には映画化もされました。

このドラマは有名なので知ってる方も多いと思いますが、鈴木京香さん演じるバツイチのキャリアウーマンが17歳年下の既婚男性と恋に落ちるというストーリー展開です。

で、その既婚の年下男性を演じたのが長谷川博己さん。

今は映画やドラマで主演を務める人気俳優さんですが、当時は舞台などで活躍していたものの一般的な知名度はほとんどありませんでした。

そのため、ドラマを観始めた頃は「もっといい俳優さん使えばいいのに…」と思っていたんですが、回を増すごとに長谷川博己さんの魅力にどっぷりハマりましたね。

そして、浮気される妻を演じた深田恭子さんも世間知らずのお嬢様役が結構ハマってました。

でも、このドラマで一番輝いていたのはやっぱり鈴木京香さん。知的で艶っぽくて大人の色気がムンムンで本当に素敵でした。

ちなみに、『セカンドバージン』は映画もレンタルして観ましたが、全然面白くありませんでした。ドラマは面白かったのに残念。

2位：昔の男

第2位は『昔の男』。

2001年4月期にTBS系金曜ドラマ枠で放送された藤原紀香さん主演のドラマです。

このドラマで藤原紀香さんが演じたのは30歳を目前にした宝石店の店員。公認会計士をしている恋人と結婚したいと思っているが、相手はバツイチで再婚の意思がないという役どころ。

そんなどこか満たされない想いを抱えている主人公が“昔の男”に偶然再会し、ダメだと分かっているけど不倫関係に陥ってしまうというストーリー展開です。

ドラマが放送された当時はまだ高校生だったので藤原紀香さん演じる主人公の気持ちが全く分からなかったのですが、今同年代になってみるとすごく共感できるんですよね～。

主人公の満たされない“枯渇感”がすごく丁寧に描かれているので、昔の男にハマってしまう気持ちが分かるんです。不倫関係になるまでの過程にリアリティがあります。

そして、このドラマが好きな一番の理由は“昔の男”を演じた大沢たかおさんがカッコイイから。顔が整っているわけではないんですが、色気があってめちゃくちゃイイ男です。

あとは、浮気される妻を演じた富田靖子さんの壊れっぷりも最高でしたね～。さすがの演技力。「赤ずきんちゃん」は今でも鮮明に覚えています。

浜崎あゆみさんが歌う主題歌「Endless sorrow」もドラマにピッタリで、とにかく全てが最高に面白いドラマです。

1位：青い鳥

第1位は『青い鳥』。

1997年10月期にTBS系金曜ドラマ枠で放送された豊川悦司さん主演のドラマです。

このドラマで豊川悦司さんが演じたのは小さな町の真面目で優しい駅員さん。駅で一目惚れした人妻と愛の逃避行を繰り広げるという役どころです。

そして、人妻役を演じたのが夏川結衣さん、浮気される夫を演じたのが佐野史郎さんです。

実はこのドラマは以前「何度も観たくなる！本当に面白い過去の名作ドラマランキング」でも紹介した作品で、私の好きなドラマ歴代トップ5に入ります。

何が好きなのか上手く説明できないのですが、とにかく豊川悦司さんがカッコイイし、夏川結衣さんが美しいです。美しくて、儚くて、切なくて…って感じですね。

ちなみに、このドラマは2部構成。幸せを求めて逃避行を繰り広げる前半とその代償に苦しめられる後半に物語が分かれています。

何度か繰り返し観ていますが、何度観ても面白い。globeが歌う主題歌「Wanderin’ Destiny」もドラマにピッタリで文句の付けようがない最高傑作です。

不倫ドラマ名作ランキングまとめ

いかがでしたか？今回は不倫ドラマの名作ランキングをお届けしました。

不倫ドラマって好き嫌いがハッキリ分かれると思うのですが、私は昔から大好きです。現実だと嫌悪感があるのですが、映画やドラマで作品として観るのは本当に面白い。

ハラハラドキドキしたり、切なくなったり、モヤモヤしたり。

結婚する前と結婚してからではだいぶ見方も変わったのですが、それもまた楽しいです。

ちなみに、今回のランキングから惜しくも外れてしまった不倫ドラマは以下の通り。

• あなたのことはそれほど
• 奪い愛、冬
• 汚れた舌
• 週末婚
• 同窓会～ラブ・アゲイン症候群

『あなたのことはそれほど』と『奪い愛、冬』は結構面白かったですが、過去の名作と比べるとやっぱり少し劣るかな～。

『週末婚』はドロドロで大好きなドラマですが、不倫がテーマになっているのはスペシャルドラマだけだったような。連ドラの時は姉妹（永作博美さんと松下由樹さん）のバトルがメインで不倫は出てこなかった気がするので外しました。

ちなみに、不倫がメインテーマではありませんが、主人公が不倫している設定のドラマも実は結構あります。『Anego～アネゴ～』とか『曲がり角の彼女』とか。

どちらも私の好きなドラマなので気になる方はチェックしてみて下さいね！